『てすり』(斉藤美音子) [舞台(コンテンポラリーダンス)]
イデビアン・クルーのダンサー、斉藤美音子さんがソロ公演を行う、しかも振付も自分でやってしまうというので、大いに期待して、夫婦で三軒茶屋のシアタートラムまで駆けつけて観てきました。
一部、笑いをさそうシーンもありましたが、全体的にシリアス。でも、どこか、のほほんと抜けた雰囲気が漂うところがいかにも斉藤さん。
トラがうっかり人間になってしまい、どうも身体の動かし方がよく分からず、色々と試行錯誤してみる。たぶんそんなモチーフをもとにした、他には特に筋書きがあるわけでもない抽象ダンス作品です。
練習前のウォーミングアップをそのまま振付に取り入れてしまうとか、長い丸太をうんしょうんしょと引っ張ったり押したりする動きを振付にするとか、そういう唐突な具体性が妙なおかしさを醸しだすシーンがいくつかあって、個人的にはそこが気に入りました。
一部、笑いをさそうシーンもありましたが、全体的にシリアス。でも、どこか、のほほんと抜けた雰囲気が漂うところがいかにも斉藤さん。
トラがうっかり人間になってしまい、どうも身体の動かし方がよく分からず、色々と試行錯誤してみる。たぶんそんなモチーフをもとにした、他には特に筋書きがあるわけでもない抽象ダンス作品です。
練習前のウォーミングアップをそのまま振付に取り入れてしまうとか、長い丸太をうんしょうんしょと引っ張ったり押したりする動きを振付にするとか、そういう唐突な具体性が妙なおかしさを醸しだすシーンがいくつかあって、個人的にはそこが気に入りました。
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