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『ペレアスとメリザンド』(勅使川原三郎、佐東利穂子) [ダンス]

 2024年2月17日は、夫婦でKARAS APPARATUSに行って佐東利穂子さんのダンス公演を鑑賞しました。演出照明は勅使川原三郎さん。その勅使川原さんはスイスで仕事中で、留守の間は佐東利穂子さんが一人で公演を続けることに。というわけで、先日の『読書 本を読む女』に続くソロダンス作品です。

 ごく普通の人間に見えたかと思うと精霊のような人外になり、時に悪霊めいた恐ろしい存在になり、ドビュッシーの神秘的な音楽に乗せて、ダンス表現を通じて様々なものに変化してゆく舞台です。同じシーンが何度か繰り返されることもあって、時間が溶けてゆくような感覚に襲われます。ほぼ神秘体験。動き、特に腕の動きは、何度見てもすごい。

 このあと佐東さんも欧州で勅使川原さんに合流して、スイス、イタリア、フランスなどで公演を行う予定となっています。夏ごろには帰国してくれるのでしょうか。





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