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『EXHIBIT B』『calling glenn』(ダニエル・アガミ、Ate9ダンスカンパニー) [ダンス]

 2024年3月2日は、夫婦で世田谷パブリックシアターに行ってダニエル・アガミ率いるAte9ダンスカンパニーの初来日公演を鑑賞しました。『EXHIBIT B』が30分、『calling glenn』が50分の上演時間です。


[キャスト他]

振付・演出: ダニエル・アガミ
出演: Ate9ダンスカンパニー
マノン・アンドラル、アドリアン・デレフィン、ビョルン・バッカー、ジュリアン・ギブール、カルメラ・ディ・コスタンツォ、ユンティン・ツァイ、オスカー・ベレス
音楽: オミッド・ワリザデ(『EXHIBIT B 』)
音楽・演奏: グレン・コッチェ(『calling glenn』)


 音楽が強烈です。特に『calling glenn』ではグレン・コッチェ自身が打楽器をばんばん叩いて観客の身体を揺さぶります。彼の演奏目当てに来た観客も多いようです。

 聴いているうちに頭がぐらぐらして胃が動転して心が高揚するようなパーカッション鳴り響くなか、ダンサーたちはあちこちで小さな遭遇を繰り返します。その様はとても現代的というか、社会の縮図っぽいというか、近藤良平さんのダンスグループ「コンドルズ」の演出を連想させるというか。皮肉なユーモアがたっぷり。鳴り響く耳障りな不協和音でSNSを表現するシーンなどお見事でした。

 バットシェバ舞踊団の来日公演がキャンセルされた直後にこの公演をみることが出来て幸運でした。





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