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『プラネットアース Episode10 森林 命めぐる四季』 [映像(映画・ドキュメンタリー)]

 英国BBCと日本のNHKが共同製作した自然ドキュメンタリーシリーズ『プラネットアース』DVDを鑑賞。第10集『森林 命めぐる四季』です。

 今巻の映像では、時間を急速に進める特殊撮影が印象的でした。

 まるで水に注いだ赤インクがざざーっと広がってゆくかのように紅葉してゆく広葉樹林や、積もった雪がするすると溶け、地面から草が飛び出し、木々が葉を吹き出す、森の季節の移り変わりを、数秒間に圧縮して見せてくれます。

 凄いのは常に視点がスムーズに移動している(ように見える)ところで、撮影方法を知らなければCGかと思うような見事な出来ばえです。

 撮影技術の進歩によって、自然ドキュメンタリーの手法もどんどん変化しているなぁと感心。

 今回の対決映像は、トラvsハヌマンラングール。もちろんトラの圧勝、というか瞬殺です。

 動物同士の戦いの映像を見るとき、私はいつも種として自分に近い方を応援することにしているので、今回は“負け”です。悔しい。

 今回の鳥肌映像は、数兆匹の17年ゼミが一斉に地面から這い出してきて羽化する映像。

 だと思っていたら、その後の「森の木々に、数億羽の蝶が、まるで雪が降り積もっているように、びっしりとまっている映像」に息を飲み、その直後「くす玉が割れたように蝶が一斉に飛び立つシーン」でマジに顔から血の気が引きました。

 そもそも虫が沢山いる映像が苦手な上に、私は蝶が嫌いなんです。セミの方がずっとマシ。

 他に印象的だったのは、バオバブの開花シーン。これはすごいですよ。あの変な木が、真夜中に、色鮮やかな南国風の花をぱぱーっと咲かせるんです。

 というわけで、今回はかなり感動しました。いよいよ次回が最終回かと思うと寂しいです。

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