『ハイブリッド -新種-』(ロバート・J・ソウヤー) [読書(SF)]
『ネアンデルタール・パララックス』の第三巻、完結編。
ネアンデルタールが進化した並行世界との接触。二つの異質な文明のコンタクトがいかなる事態を引き起こすのか。期待を煽るだけ煽って肩すかしで終わった第一巻。
延々と続くラブロマンスで読者をすっかり食傷させた挙げ句、ようやく「ポールシフトの影響で人間の意識がクラッシュするかも知れない」というトンデモなアイデアが提示されて、俄然面白くなると期待したらいきなり終わってしまった第二巻。
第三巻は、当然そこからぐんぐん大風呂敷を広げてゆくんだろう、前二作の欲求不満を吹き飛ばす本格SF(あるいは馬鹿SF)に展開するんだろう、と期待つつ読み始めたわけですが、これが何とラブロマンスの続きから始まるんですね。
我慢しながら400ページ読み進めても、まだ二人が新居や子供の話を延々と続けているんです。いや、君たちの新婚生活には特に興味ないから、早くSFに戻ろうよ。
残り100ページを切った辺りでサスペンスシーンに突入。これがまた、何の工夫もない陳腐な出来ばえ。ふぅ。
そんでもって唐突にポールシフトの前ぶれである磁場変動が起きるんですが、はっきり言って「何それ」。こんな脱力ネタのために1500ページも読み続けてきたんですか私は・・・。
んで、色々あったけど二人はついに結婚してめでたしめでたし、お終い。
2000ページ近くかけて何が書きたかったのでしょうか? ラブロマンス? ソウヤーの筆力でラブロマンスは無理があります。次はSFを期待します。
ネアンデルタールが進化した並行世界との接触。二つの異質な文明のコンタクトがいかなる事態を引き起こすのか。期待を煽るだけ煽って肩すかしで終わった第一巻。
延々と続くラブロマンスで読者をすっかり食傷させた挙げ句、ようやく「ポールシフトの影響で人間の意識がクラッシュするかも知れない」というトンデモなアイデアが提示されて、俄然面白くなると期待したらいきなり終わってしまった第二巻。
第三巻は、当然そこからぐんぐん大風呂敷を広げてゆくんだろう、前二作の欲求不満を吹き飛ばす本格SF(あるいは馬鹿SF)に展開するんだろう、と期待つつ読み始めたわけですが、これが何とラブロマンスの続きから始まるんですね。
我慢しながら400ページ読み進めても、まだ二人が新居や子供の話を延々と続けているんです。いや、君たちの新婚生活には特に興味ないから、早くSFに戻ろうよ。
残り100ページを切った辺りでサスペンスシーンに突入。これがまた、何の工夫もない陳腐な出来ばえ。ふぅ。
そんでもって唐突にポールシフトの前ぶれである磁場変動が起きるんですが、はっきり言って「何それ」。こんな脱力ネタのために1500ページも読み続けてきたんですか私は・・・。
んで、色々あったけど二人はついに結婚してめでたしめでたし、お終い。
2000ページ近くかけて何が書きたかったのでしょうか? ラブロマンス? ソウヤーの筆力でラブロマンスは無理があります。次はSFを期待します。
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