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『らくだの涙』(ルイジ・ファロルニ、ビャンバスレン・ダバー) [映像(映画・ドキュメンタリー)]

 広大なモンゴルの大自然で暮らす遊牧民の一家を追った、癒しと感動のドキュメンタリー映画・・・と聞いてパスした私。

 先に観た配偶者が良かった良かった言うので一緒に観てみたんですが、あれまあ、これが素直に感動できる佳作でした。

 基本的なストーリーラインは、難産の後遺症で育児拒否に陥った母ラクダが、音楽儀式によって癒され、子供を受け入れるというもの。タイトルは、儀式の最中に母ラクダが涙を流すシーンから来ています。

 妙な演出なしに自然に撮られているモンゴル遊牧民の生活風景、母ラクダに授乳を拒否されしょんぼりする子ラクダ、ヤギなど家畜たちの姿など、プリティなシーン満載。

 監督はミュンヘン映像映画大学の学生二人で、これが卒業制作だというから驚きです。もっと驚くのは、本作の撮影期間がわずか一カ月だったということ。まったくもって感嘆する他はありません。

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