『アポクリフ』(シディ・ラルビ・シェルカウイ、首藤康之、ディミトリ・ジュルド) [舞台(コンテンポラリーダンス)]
ベルギー出身のコレオグラファ、シディ・ラルビ・シェルカウイの新作を観るために、夫婦で渋谷Bunkamuraオーチャードホールに行ってきました。2007年9月5日にベルギー王立モネ劇場にて世界初演された話題作です。
タイトルは聖書の「外典」を指す言葉で、ディミトリ・ジュルド、首藤康之、シェルカウイ、という三名のダンサーが、旧約聖書、新約聖書、コーランという三冊の本を担当し、その対立や融和への希望をダンスで象徴的に表現する、という趣向のようです。違うかも知れませんが。
まず舞台装置の迫力に驚かされます。左手に置かれた巨大な階段は視覚的錯覚を起こすように工夫されているらしく、最初に降りてくる首藤さんが小さな人形みたいに見えたり。右手には大量の本(おそらく全て聖書という設定)、その上には二階がこしらえてあり、そこでア・カペラグループ「ア・フィレッタ」が歌ったりします。
というか、ア・フィレッタのメンバーたちは、あちこち移動しつつ、ほとんど常に歌っていたような気も。
途中で何度か登場する人形ダンス(ポペティさん方式)はものすごく面白いのですが、各人のダンスにはさほどの冴えは見られず、シェルカウイ振付作品だと思えばちょっと不満が残りました。
[キャスト]
演出・振付: シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演: シディ・ラルビ・シェルカウイ、首藤康之、ディミトリ・ジュルド
コーラス: ア・フィレッタ
衣裳: ドリス・ヴァン・ノッテン
タイトルは聖書の「外典」を指す言葉で、ディミトリ・ジュルド、首藤康之、シェルカウイ、という三名のダンサーが、旧約聖書、新約聖書、コーランという三冊の本を担当し、その対立や融和への希望をダンスで象徴的に表現する、という趣向のようです。違うかも知れませんが。
まず舞台装置の迫力に驚かされます。左手に置かれた巨大な階段は視覚的錯覚を起こすように工夫されているらしく、最初に降りてくる首藤さんが小さな人形みたいに見えたり。右手には大量の本(おそらく全て聖書という設定)、その上には二階がこしらえてあり、そこでア・カペラグループ「ア・フィレッタ」が歌ったりします。
というか、ア・フィレッタのメンバーたちは、あちこち移動しつつ、ほとんど常に歌っていたような気も。
途中で何度か登場する人形ダンス(ポペティさん方式)はものすごく面白いのですが、各人のダンスにはさほどの冴えは見られず、シェルカウイ振付作品だと思えばちょっと不満が残りました。
[キャスト]
演出・振付: シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演: シディ・ラルビ・シェルカウイ、首藤康之、ディミトリ・ジュルド
コーラス: ア・フィレッタ
衣裳: ドリス・ヴァン・ノッテン
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