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『エグベルト・ジスモンチ 創作の原点に迫る』(芸術劇場、NHK教育) [映像(映画・ドキュメンタリー)]

 10月3日の夜に放映された番組ですが、録画しておいて今日じっくり観賞しました。2007年の来日公演時に大いに話題となり、今年2008年夏の再来日公演では東京フィルとの共演でオーケストラ作品も演奏されたブラジルの作曲家(ギタリスト、ピアニスト)エグベルト・ジスモンチの特集です。

 ドキュメンタリーパートは、ジスモンチ本人へのインタビュー、東京フィルとのリハーサル映像、ギタリストの鈴木大介さんによる紹介と解説、といったもので構成されています。

 その後、2008年7月3日に紀尾井ホールで収録された「<東京の夏>音楽祭2008 エグベルト・ジスモンチのオーケストラ・コンサート」の映像をたっぷり見せてくれるわけですが・・・。

 もういきなり大ハマリというか、興奮の嵐というか、とにかく感激しました。躍動感あふれるリズム、魂抜かれるような美メロ、うねるような見事な曲想、そしてきっちりした構成。自身の演奏も凄いが、オーケストラの使い方も立派。

 管弦楽作品、弦楽のみの作品、ギターソロ、ギターと管弦楽、ピアノと管弦楽、バラエティに富んだプログラム構成ですが、とにかくどの曲も良し。退屈な曲が一つもないという、何なんですかこれは。特にピアノ作品が私の心を直撃。

 終わった後、すぐに通販でCDを何枚も注文してしまいました。2007年の来日公演の映像を収録したDVD『ライヴ・イン・トーキョー』も出てるはずなんですが、在庫切れと表示されて購入できず。悔しい。

 NHK教育『教育劇場』は基本的にダンス公演のときしか観てなかったのですが、先日のスティーヴ・ライヒといい今回のジスモンチといい、これまで知らなかった凄いシビれる音楽にぶつかったことを考えると、これからは音楽公演もまめにチェックしようと思いました。いまさらですが。


<東京の夏>音楽祭2008 エグベルト・ジスモンチのオーケストラ・コンサート

<曲目>(全てエグベルト・ジスモンチ作曲)

『ストラーヴァ・ノ・セルタゥン』
『7つの指輪』
『ア・ファーラ・ダ・パイション』
『思い出とファド』
『フォホボドー』
『アマゾンの密林』
『シランダ・ノルデスチナ』
『セルトンエス・ヴェレーダス組曲 から 第1楽章』
『ルンドゥ』
『ダンサ・ドス・エスクラヴォス』
『フレヴォ』
『少女たち』

<演奏>
エグベルト・ジスモンチ(ピアノ、ギター)
東京フィルハーモニー交響楽団
沼尻竜典(指揮)

<収録>
2008年7月3日 紀尾井ホール

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