『日本を変えた10大ゲーム機』(多根清史) [読書(教養)]
家庭用ゲーム機の歴史をざっと概観する本。取り上げられている「10大ゲーム機」は、スペースインベーダー、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、プレステ、プレステ2、Xbox、ニンテンドーDS、Wii、プレステ3。
もちろん「セガは無視ですか!」とか色々と不満はありますが、まあ「日本を変えた」と言われれば、まずまず最大公約数的に納得するしかないラインナップではあります。(と言いつつ、Xboxやプレステ3がどう日本を変えたのか疑問を覚えないでもないのですが)
各マシンが登場した背景、マーケティング上の狙いやらビジネス戦略、技術の進展、ソフトハウスの事情、社会やライフスタイルへの影響など、色々な側面からゲーム機の歴史を俯瞰しようという試みは面白いと思います。
ただ、ページ数が足りないせいか、どうも通り一遍の解説で終わっている印象が強く、内容的に薄くて物足りない気がします。技術面、ビジネス面、あるいは文化面のどれかを選んでそこから深くつっこんで考察するとか、著者独自の斬新な歴史観を提示してみせるとか、何か光るものが欲しかったと思います。
まあ、読んでいて「な、懐かしい・・・」としみじみ感慨にふける話題が多いので、昭和懐古本だと思えばそんなに悪くはありません。ゼビウス1000万点への解法。
もちろん「セガは無視ですか!」とか色々と不満はありますが、まあ「日本を変えた」と言われれば、まずまず最大公約数的に納得するしかないラインナップではあります。(と言いつつ、Xboxやプレステ3がどう日本を変えたのか疑問を覚えないでもないのですが)
各マシンが登場した背景、マーケティング上の狙いやらビジネス戦略、技術の進展、ソフトハウスの事情、社会やライフスタイルへの影響など、色々な側面からゲーム機の歴史を俯瞰しようという試みは面白いと思います。
ただ、ページ数が足りないせいか、どうも通り一遍の解説で終わっている印象が強く、内容的に薄くて物足りない気がします。技術面、ビジネス面、あるいは文化面のどれかを選んでそこから深くつっこんで考察するとか、著者独自の斬新な歴史観を提示してみせるとか、何か光るものが欲しかったと思います。
まあ、読んでいて「な、懐かしい・・・」としみじみ感慨にふける話題が多いので、昭和懐古本だと思えばそんなに悪くはありません。ゼビウス1000万点への解法。
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