『行草』(雲門舞集) [映像(コンテンポラリーダンス)]
雲門舞集(クラウド・ゲイト・ダンス・カンパニー)は、台湾を代表するコンテンポラリーダンス集団で、スターウォーズよりも長い歴史を持っています。
『行草』は彼らの代表作の一つで、新宿文化センターで来日公演したときの演目でもあります。そのときは初見だったので細かい動きが把握しきれず、映像が欲しいっ、と思ったものですが、このたびようやく夢がかないました。
この作品は、太極拳の流れるような動きを活用して、書道の“筆の運び”を表現するという、非常に分かりやすいコンセプトの踊りです。オープニングの後、いわゆる「永字八法」を繰り返し踊ってみせて、身体で筆の動きを表現する基本技法を観客に教えてくれるという親切設計。
書道どころか漢字すら知らない文化圏の方々にも理解できるよう、分かりやすく娯楽性の高い振付になっています。もちろん重力無視のハイレベルな動き、軽々と流れるように踊ってみせるのがポイント。
子供の頃に経験した書道の筆の動き。ぐっ、と溜めて、すっ、と抜く、ふっ、とハネる、といった感覚が、太極拳のカッコいい動きとシンクロするのは、もう強烈な快感。繰り返し観ても飽きません。
『行草』は彼らの代表作の一つで、新宿文化センターで来日公演したときの演目でもあります。そのときは初見だったので細かい動きが把握しきれず、映像が欲しいっ、と思ったものですが、このたびようやく夢がかないました。
この作品は、太極拳の流れるような動きを活用して、書道の“筆の運び”を表現するという、非常に分かりやすいコンセプトの踊りです。オープニングの後、いわゆる「永字八法」を繰り返し踊ってみせて、身体で筆の動きを表現する基本技法を観客に教えてくれるという親切設計。
書道どころか漢字すら知らない文化圏の方々にも理解できるよう、分かりやすく娯楽性の高い振付になっています。もちろん重力無視のハイレベルな動き、軽々と流れるように踊ってみせるのがポイント。
子供の頃に経験した書道の筆の動き。ぐっ、と溜めて、すっ、と抜く、ふっ、とハネる、といった感覚が、太極拳のカッコいい動きとシンクロするのは、もう強烈な快感。繰り返し観ても飽きません。
タグ:雲門舞集
コメント 0