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『雲門30 踊舞・踏歌』(雲門舞集) [映像(コンテンポラリーダンス)]

 雲門舞集(クラウド・ゲート・ダンス・カンパニー)は、台湾を代表するコンテンポラリーダンスカンパニーです。日本ではあまり知られてないようなんですが、欧州を中心に世界中で公演し、高い評価を受けています。西洋のバレエ技法、太極拳の呼気法などを自由に組み合わせたスタイルは、まさにコンテンポラリーの名に恥じない見事な舞踏芸術です。というか、かっちょいい。

 2003年は雲門舞集の創立30周年ということで、作品集が順次DVD化された上、ドキュメンタリーDVDまで作成されたという、公演を観るチャンスが少ない日本のファンにとっては実にありがたいことです。

 一口に30周年といっても、そもそもコンテンポラリーダンスのカンパニーが『スターウォーズ』より長く続いているというだけで、かなり驚くべきことなんですよ。(途中、活動停止していた期間はありますが)

 私たち夫婦が初めて雲門舞集を知ったのは、数年前に台湾で『竹夢』というタイトルのDVDを購入したのがきっかけです。地元のモダンバレエ団の作品かしら、くらいの気持ちで観たんですが、そのレベルの高さにビックリ。これは凄い、ということで次に訪台したときにCDショップを回りました。でも、結局、その時点では『竹夢』の他には『水月』と『流浪者之歌』の2本しか集められませんでした。

 昨年の日本公演(日替わりで『水月』と『行草II』をやるという企画で、我が家は両方を観に行きました)でも、どうも客席はまばらだし、ダンス系の雑誌でも扱いが小さいし、どうも日本での反応はいまひとつだったように思います。む~。

 というわけで、台湾で買ってきたドキュメンタリーを観ました。3枚組で、1枚あたり10年分の歴史を1時間で解説しており、合計3時間です。音声は中国語、一部は台湾語ですが、英文字幕がついているので何とか意味は分かります。

 内容については特に書くこともないんですが、いくつか挿入されている舞台映像の断片を観ると、「うおおぉー、もっと観てえ」という感じになります。いくつか一緒に購入してきた映像も、少しずつ観てゆく予定です。

タグ:雲門舞集
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