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『シンデレラ』(吉田都、英国ロイヤルバレエ) [舞台(バレエ)]

 夫婦で東京文化会館まで行って観てきました。配偶者は当日券(キャンセル待ち)を手に入れるために2時間並んだそうです。5階席から舞台を観るのは初めての体験でした。た、高いーっ(色々な意味で)。

 吉田都さんは、当然のことながら、それはそれはかわいくって優雅で、もう何と言ってよいやら。終幕後、観客総立ちのスタンディングオベーション、2ケタ回数のカーテンコール、と言えば想像して頂けるかと。

 継姉をやったアンソニー・ダウエル氏が芸達者ぶりで拍手喝采。貫祿です。道化役のホセ・マルティン氏は、若いころの熊川哲也さんをホーフツとさせる生意気っぷりな踊りで会場を湧かしてくれました。

 その他は・・・何だか踊りが雑な気がしましたが、ひょっとして昨日のロンドン同時多発テロのせいでしょうか?

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『メダリストたちの競演』 [舞台(バレエ)]

 夫婦で渋谷オーチャードホールまで行って観てきました。

 正式には、“世界バレエ&モダンダンスコンクール・スーパーガラ公演『メダリストたちの競演』”なんだそうですが、まあ何でもいいじゃないですか。

 海賊のパ・ド・ドゥで始まって、ドン・キホーテのパ・ド・ドゥで終わる、定石通りのガラ公演でした。いずれにせよ、私たちのお目当ては、英国ロイヤルバレエ団の吉田都さん、ただ一人。

 吉田都さんが踊ったのは、この公演のために振り付けられた"DARKNESS & LIGHT"という新作。黒い衣装で舞台に現れた都さんは、旋風のように鮮烈な踊りで会場を沸かせました。拍手鳴りやまず、ガラ公演の途中だというのに挨拶に2度も呼び戻されてました。さすがです。さぞや次の出演者はプレッシャーを感じたことでしょう。

タグ:吉田都
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『白鳥の湖』(Kバレエカンパニー) [舞台(バレエ)]

 夫婦で大宮ソニックシティまで出かけて観てきました。約1カ月ぶりのKバレエ『白鳥の湖』です。

 熊川哲也が凄いのはよく分かってるつもりなんですが、やっぱり、飛べば爽快、回ればコーフン、歩く姿に一目惚れ。今回も3幕の回転がすさまじくて、客席からはどよめきの声が上がりました。カーテンコールではほとんど観客総立ち状態。ファンの厚さを見せつけてくれます。まあ、あれだけ踊れるんだから無理もありませんが。

 前回観たときは噴飯物だった「ナポリの踊り」も、キャスト交代でカバーされてました。配偶者は「全幕通して長田佳世さんや神戸里奈さんなどプリンシパル級を惜しげもなく群舞に投入してる。自分が主役踊るときはドーピングかい」とか言ってました。さらにオペラグラスで各人チェックしては「長田さん、疲労困憊の様子」とか報告してくれます。そりゃあ全幕通して群舞やってる上に、お妃候補だの大きい白鳥だの踊らせる奴が鬼だと思います。

 全体的に非常にレベルの高い舞台なんですが、何となく「可もなく不可もなし」という印象を抱いてしまうのは、それだけKバレエカンパニーへの期待が大きいということでしょうか。

タグ:Kバレエ
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『白鳥の湖』(Kバレエカンパニー) [舞台(バレエ)]

 夫婦でゆうぽうと簡易保険ホールに出かけて観てきました。Kバレエの白鳥、熊哲抜き。結論から言うと、中村祥子さんの圧勝でした。

 熊川版では、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)を日替わりでそれぞれ別々のバレリーナが踊る上に、最終幕で両者が直接対決するという素晴らしい展開になるので、観客としてはどうしても「白鳥 vs 黒鳥」というバレリーナ勝負で盛り上がってしまいます。もはや格闘技のノリです。

 ネット上では、今朝から「昨日(5/28)の対決で中村祥子さんの白鳥が長田佳世さんの黒鳥を完封した」という噂が駆けめぐっておりまして、いやそんなまさか、と不安と期待を抱えて劇場に。

 今日は、中村祥子さんが黒鳥、対する白鳥はKバレエの頂点に立つ康村和恵さん。中村さんがどんなダンサーかは知りませんが、さすがに連勝は難しいに違いありません。

 まず舞台に登場した康村和恵さん、いきなり萎縮してます。踊りに普段の伸びやかさが欠けています。これはマズい。もしや中村祥子さんというのは、それほどの怪物なのか。「エイリアン vs プレデター」「フレディ vs ジェイソン」「ゴジラ vs キングギドラ」・・・、脳裏を様々な対決シーンがよぎります。というか、たとえが失礼です。

 そして、黒鳥が登場。ものの30秒もかからずに客席全体が制圧されてしまいました。圧倒的な表現力。技術がどうのこうの言うより、格の違いを見せつけた感じです。

 康村さんにも「ブラボー」の声がかかりましたが、中村さんに対しては「ぶぉぉぉぉらぁ!」と地響きのような、大洋のうねりのような、北斗神拳の犠牲者のような、そんな反応が返ります。私も夢中で拍手してました。中村祥子さん恐るべし。

 あとはまあ、ジークフリート王子を踊った芳賀望さんは、熊哲と比べられるプレッシャーに負けず伸び伸びと踊ってくれて好感持てました。とうの熊哲こと熊川哲也さんは、3秒ほど舞台に登場して観客の笑いをとっていました。

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