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『梁塵の歌』(北村明子、Cross Transit project) [ダンス]

 2019年10月26日は、夫婦でシアタートラムに行って北村明子さんによるCross Transit projectの最新作を鑑賞しました。総勢九名の出演者によるこれまでのCross Transitの集大成ともいうべき70分の舞台です。


[キャスト他]

振付・演出: 北村明子
ドラマトゥルク・音楽提供: マヤンランバム・マンガンサナ
出演: 柴一平、清家悠圭、西山友貴、川合ロン、加賀田フェレナ、岡村樹、ルルク・アリ、マヤンランバム・マンガンサナ、北村明子


 最初から最後まで緊張感と驚きが途切れることのない圧倒的な公演でした。北村さんの振付(シーンによっては“殺陣”といいたくなる)のシャープさすごい。それを実際に踊ってみせるメンバーもすごい。床を足で、どんっ、と踏みしめる動きが繰り返され、いやがおうにも興奮が高まってゆきます。

 後半に挟み込まれる映像と詠唱にはしびれますし、映像はもはやCross Transit そのものの歴史を回想するような感じで、これまでの公演が走馬灯のように脳裏によみがえってきて。

 みんなすごい態勢からとんでもない動きを繰り出してくるのでびびりますが、個人的に印象に残ったのは、川合ロンさんのどことなくユーモラスな動き、清家悠圭さんのいたずら好き精霊のような異界存在感です。



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