『Singular Sensation』(ヤスミン・ゴデール) [舞台(コンテンポラリーダンス)]
世界中の振付家・ダンサーが東京に集うダンスの祭典、「ダンストリエンナーレトーキョー2009」いよいよスタートというわけで、まずはイスラエルのヤスミン・ゴデールの新作を観るために夫婦で青山円形劇場まで行ってきました。
三年前(2006年11月10日)に、「Dance Triennale Tokyo 2006」で観た『i feel funny today』(ヤスミン・ゴデール)の感動が忘れられず、今回も大いに期待していたのですが、期待は裏切られませんでした。
五人のダンサーによって踊られる一時間の作品ですが、その密度たるや驚くべきもので、一瞬たりとも気を抜けません。
最初は、身体から発せられるメッセージと表情がまったく食い違っているせいで生ずる違和感が、どんどん拡大していって、観客に衝撃を与え、しかもその衝撃が最後まで持続するというのが凄い。こみ上げてくる哀しみ、悲嘆は恐ろしいほどです。
暴力、ディスコミュニケーション、内面の空洞化といったテーマを扱ったダンス作品は多いのですが、ここまで深いところで観客の心を揺さぶってくるものは稀なのではないでしょうか。とにかくヤスミン・ゴデール作品をもっと観たいと思います。
三年前(2006年11月10日)に、「Dance Triennale Tokyo 2006」で観た『i feel funny today』(ヤスミン・ゴデール)の感動が忘れられず、今回も大いに期待していたのですが、期待は裏切られませんでした。
五人のダンサーによって踊られる一時間の作品ですが、その密度たるや驚くべきもので、一瞬たりとも気を抜けません。
最初は、身体から発せられるメッセージと表情がまったく食い違っているせいで生ずる違和感が、どんどん拡大していって、観客に衝撃を与え、しかもその衝撃が最後まで持続するというのが凄い。こみ上げてくる哀しみ、悲嘆は恐ろしいほどです。
暴力、ディスコミュニケーション、内面の空洞化といったテーマを扱ったダンス作品は多いのですが、ここまで深いところで観客の心を揺さぶってくるものは稀なのではないでしょうか。とにかくヤスミン・ゴデール作品をもっと観たいと思います。
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