『ジゼル』(パリ・オペラ座) [映像(バレエ)]
パリ・オペラ座の『ジゼル』全幕の新しい舞台映像を夫婦で観賞。収録されたのは2006年12月。
私たちのお目当ては、ジロ姉さん(マリ=アニエス・ジロ)が踊るミルタでしたが、何と言うか、これが女性らしい優しい動きと、溌剌とした躍動感あふれるバレエで、楽しそうに踊っていて個人的には大いに気に入ったのですが、ミルタ(怨霊ウィリの女王)としてはどうかと・・・。やっぱりジロ姉さんは、ロマンティックバレエより、モダン/コンテンポラリーを神々しく踊っている方が似合うような気がします。
ウィリの群舞はさすがの出来ばえ。エミリー・コゼットとローラ・エッケが踊ったウィリのソロなど、もう重力など感じさせない、この世のものとも思えない美しさ。さすがです。
ジゼル役はレティシア・プジョルですが、ゆったりしたテンポと驚くべき安定感で踊った2幕のジゼルは幽霊の雰囲気に満ちていて、ちょっと不気味なほど。ああ霊界を垣間見てしまったなあ、やばいなあ、という感じで、非常に印象的でした。1幕の可愛らしさとの落差が凄い。素晴らしいパフォーマンスだと思います。
他に、アルブレヒトを踊ったのはニコラ・ル・リッシュ、ヒラリオンを踊ったのはウィルフリード・ロモリでした。
私たちのお目当ては、ジロ姉さん(マリ=アニエス・ジロ)が踊るミルタでしたが、何と言うか、これが女性らしい優しい動きと、溌剌とした躍動感あふれるバレエで、楽しそうに踊っていて個人的には大いに気に入ったのですが、ミルタ(怨霊ウィリの女王)としてはどうかと・・・。やっぱりジロ姉さんは、ロマンティックバレエより、モダン/コンテンポラリーを神々しく踊っている方が似合うような気がします。
ウィリの群舞はさすがの出来ばえ。エミリー・コゼットとローラ・エッケが踊ったウィリのソロなど、もう重力など感じさせない、この世のものとも思えない美しさ。さすがです。
ジゼル役はレティシア・プジョルですが、ゆったりしたテンポと驚くべき安定感で踊った2幕のジゼルは幽霊の雰囲気に満ちていて、ちょっと不気味なほど。ああ霊界を垣間見てしまったなあ、やばいなあ、という感じで、非常に印象的でした。1幕の可愛らしさとの落差が凄い。素晴らしいパフォーマンスだと思います。
他に、アルブレヒトを踊ったのはニコラ・ル・リッシュ、ヒラリオンを踊ったのはウィルフリード・ロモリでした。
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