SSブログ

『バッハへのオマージュ』(スペイン国立ダンスカンパニー、ナチョ・ドゥアト) [舞台(コンテンポラリーダンス)]

 二日目の今日も、夫婦で神奈川県民ホールまで行って観てきました。

 2回観ても「もう1回観たい」と思わせる傑作です。楽しく賑やかな第1部、イリ・キリアンへのオマージュ風な第2部、どちらもものすごく好みです。

 奇をてらわず、バレエの技法に忠実な振付でありながら、驚くほど新鮮で驚きに満ちた舞台。バレエの枠内でどれほどのことが出来るのかを、圧倒的な完成度で見せつけてくれました。

 こういう、素直で真っ直ぐな振付には、すごく好感を覚えます。スペイン国立ダンスカンパニーのダンサーの実力にも感心しました。

 作品の最初と最後にナチョ自身がソロを踊るのですが、とても50代とは思えない若々しい身体とダンス。これも驚嘆です。

 ナチョ凄い。ナチョはいいっすよ、いや本当。

 しかし、パンフによるとこの作品、2000年にブノワ・ド・ラ・ダンス賞を受賞してるとのこと。えーっ、じゃ2007年にもなって「日本初演」ってどういうこと。ひょっとして日本はナチョを冷遇してませんか。

 とにかく、これを機会にナチョ・ドゥアト作品が日本で上演される機会が増えてほしいと切実に思います。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0