『キーロフ・バレエの栄光』（マリインスキー・バレエ）

　昨日観た『ボリショイ・バレエの栄光』の姉妹編。

　19本の映像が収録されています。ナタリア・マカロワ、ルドルフ・ヌレエフ、ミハイル・バリシニコフなど、西側に亡命することで欧州・米国のバレエを興隆させることになった著名スター達が残した映像が見られます。

　といっても、な～んかボリショイと違って、お上品で、お芸術で、お教室な感じ。革命精神の高揚というか、社会主義の精神的優越性というか、そういうのがテーマなんでしょうか。亡命したくなる気持ちも分かります。

　日本ではボリショイよりキーロフ（マリインスキー・バレエ）の方が人気があるんですが、個人的には不思議に思います。同じ演目の映像を見比べても、絶対ボリショイの方がイイと思うんだけど。

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