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『オーパーツ大全』(クラウス・ドナ、ラインハルト・ハベック) [読書(オカルト)]

 子供の頃にデニケン読んで以来、オーパーツ本を見るとついつい買ってしまうという悪い癖が直りません。

 でも、オーパーツを扱った本には粗悪品(他の本からの受け売りしか載ってないような本)が多く、何やら激しい妄想やら宗教やら混入しているものも散見され、他人様に安心してお勧めできるものがなかなかありません。

 結局、南山宏さんとか、並木伸一郎さんとか、そこら辺をお勧めするしかないんですが、この人たちの著書は見た目がいかにも怪しげ。

 そこで、この本。

 ちらと見ただけでは考古学の一般解説書みたいなマトモな本に見えます。内容も、ウィーンで開催された「未解明の謎」展というイベントのために、世界各地を回って展示用のオーパーツを借りてくる、というのが骨子になっており、なかなか読ませてくれます。

 取り上げられている話題も幅広く、基本どころは全て押さえた上に、新しいネタも含まれています。正統派の考古学者に対する非難がやや鼻につきますが、それもオーパーツ本の基本でしょう。

 というわけで、常に新ネタを捜し求めているオーパーツファンの方々にも、また「オー、えっと、オーリング?」などとおっしゃる初心者の方々にも、自信を持ってお勧めいたします。何に対する自信かはともかく。

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