『素晴らしい日曜日』(勅使川原三郎、佐東利穂子、ハビエル・アラ・サウコ) [ダンス]
2023年11月4日は、夫婦でKARAS APPARATUSに行って勅使川原三郎さんの公演を鑑賞しました。記念すべきアップデイトダンスの100回記念公演です。
100回記念公演ということでお祝いムード(過去作の名場面メドレーとか)を想像していたら、ぜんぜん違いました。ほぼずっと沈鬱と苦しみと絶望感が支配する重い舞台です。音響効果はどしゃぶりの雨の音、雷も落ちます。三名がそれぞれに苦しみや自棄のような狂騒感、そして救いを求めるダンスを呪われたように踊り続ける。交替なし全員が常に舞台にいます。
ハビエルが加わったおかげで、これまでの1対1の関係性に加えてより広い社会性も感じさせる演出になっていて、だから最後にハビエルが舞台を去り残された二人がこれまでのように踊るラストが胸に響きます。100回目は到達点ではなくここから次の段階へ進むという強い意志が込められた公演でした。
100回記念公演ということでお祝いムード(過去作の名場面メドレーとか)を想像していたら、ぜんぜん違いました。ほぼずっと沈鬱と苦しみと絶望感が支配する重い舞台です。音響効果はどしゃぶりの雨の音、雷も落ちます。三名がそれぞれに苦しみや自棄のような狂騒感、そして救いを求めるダンスを呪われたように踊り続ける。交替なし全員が常に舞台にいます。
ハビエルが加わったおかげで、これまでの1対1の関係性に加えてより広い社会性も感じさせる演出になっていて、だから最後にハビエルが舞台を去り残された二人がこれまでのように踊るラストが胸に響きます。100回目は到達点ではなくここから次の段階へ進むという強い意志が込められた公演でした。
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