『幻』(勅使川原三郎、佐東利穂子) [ダンス]
2018年9月7日は、夫婦でKARAS APPARATUSに行って勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんの公演を鑑賞しました。現実と幻が共存し触れ合う60分の作品です。
舞台の中央付近に照明があてられ、周囲は闇に沈んでいます。最初にゆっくりとした動きで明るいエリアを横切ったあと、勅使川原三郎さんはラスト近くになるまでずっと周辺の薄暗いエリアをじわじわと周回してゆきます。
佐東利穂子さんの感動的な腕の動きにも関わらず、なぜか暗がりに潜む勅使川原三郎さんの奇妙な動きが気になって、ついついそちらを観てしまいます。壁に沿って佇み、じわじわ歩き、突然手刀で宙を切り、ついには舞台下に降りて顔だけ出したり。
そんな勅使川原三郎さんの出没にもまったく気づかない様子で踊り続ける佐東利穂子さん。互いに見えてない、存在していない。そんな二人がついにコンタクトする一瞬は、とてつもなく美しく、感動的でした。
勅使川原三郎さんのソロ『火傷の季節』も大迫力でしたが、やはり二人が揃って作り出す静謐で幻想的な空間、永遠というものを感じる舞台が好きです。
舞台の中央付近に照明があてられ、周囲は闇に沈んでいます。最初にゆっくりとした動きで明るいエリアを横切ったあと、勅使川原三郎さんはラスト近くになるまでずっと周辺の薄暗いエリアをじわじわと周回してゆきます。
佐東利穂子さんの感動的な腕の動きにも関わらず、なぜか暗がりに潜む勅使川原三郎さんの奇妙な動きが気になって、ついついそちらを観てしまいます。壁に沿って佇み、じわじわ歩き、突然手刀で宙を切り、ついには舞台下に降りて顔だけ出したり。
そんな勅使川原三郎さんの出没にもまったく気づかない様子で踊り続ける佐東利穂子さん。互いに見えてない、存在していない。そんな二人がついにコンタクトする一瞬は、とてつもなく美しく、感動的でした。
勅使川原三郎さんのソロ『火傷の季節』も大迫力でしたが、やはり二人が揃って作り出す静謐で幻想的な空間、永遠というものを感じる舞台が好きです。
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