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『代が君・ベロベロ・ケルベロス』(ケダゴロ、下島礼紗) [ダンス]

 2024年8月24日は、夫婦でシアタートラムに行ってケダゴロの最新作を鑑賞しました。

 国歌斉唱、国旗掲揚からはじまり、運動会・過労死・特攻・玉砕という具合に日本とその国民性をエグりまくる70分の公演です。三機の巨大回し車を中心に様々な演出を重ねてゆきます。昭和精神を表現するために次から次へと注ぎ込まれるアイデアと体力。それがいつまでも尽きないことに驚愕。群舞は意外とストレートにかっこいい。何かすごいもの見せてもらったなあという満足感がありました。ケダゴロの公演ははじめてですが、これから継続的に観ることにします。


[キャスト他]

振付・構成・演出: 下島礼紗
出演(ケダゴロ):木頃あかね、小泉沙織、中澤亜紀、下島礼紗
出演(ゲスト):鹿野祥平(東京乾電池)、岸本茉夕、佐藤冴太郎、おかだゆみ、あいま采乃、阪田小波、篠原陽、金指喜春





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白黒猫の「ゆうきち」死去 [その他]

 2024年8月21日(水)20時30分頃、わが家の飼い猫「ゆうきち」が永眠しました。

 「ゆうきち」を引き取ったのは2007年06月23日、その時点で推定年齢8ヶ月でした。それから17年を共に過ごし、享年は推定18歳ということになります。

参考

2007年06月23日の日記
ゆうきち
https://babahide.blog.ss-blog.jp/2007-06-23





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『プラスマイナス 184号』 [その他]

 『プラスマイナス』は、詩、短歌、小説、旅行記、身辺雑記など様々な文章を掲載する文芸同人誌です。配偶者が編集メンバーの一人ということで、宣伝を兼ねてご紹介いたします。


[プラスマイナス184号 目次]
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巻頭詩 『断ーMへのオマージュ より』(深雪)、イラスト(D.Zon)
川柳  『夏の前線をさして』(島野律子)
エッセイ『しましま猫の強制の強要』(島野律子)
詩   『三つどもえ』(多亜若)
詩   『昨日の空、武蔵小杉』(琴似景)
詩   『断ーMへのオマージュ』(深雪)
詩   『萎れる花の』(島野律子)
詩   『夏の儀式』(島野律子)
エッセイ『香港映画は面白いぞ 184』(やましたみか)
イラストエッセイ 『脇道の話 124』(D.Zon)
編集後記
 「おべんとうのはなし」 その6 山崎純
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 盛りだくさんで定価300円の『プラスマイナス』、お問い合わせはX(Twitter) @shimanoritsukoまでDMでどうぞ。





タグ:同人誌
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『ナイト アンド デイ』(勅使川原三郎、佐東利穂子) [ダンス]

 2024年8月10日は、夫婦でKARAS APPARATUSに行って勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんのダンス公演を鑑賞しました。アップデイトダンスNo.104『ナイト アンド デイ』です。

 同名のジャズ名曲から始まり、マーラーや泉鏡花(朗読)へと流れてゆきます。ひさしぶりのアップデイトダンス公演なので『踊るうた』シリーズのように色々な曲を並べて踊る挨拶代わりの軽快な作品だろうなと思っていたら、戦争や大量虐殺などいま現実に進行している事態が浮かび上がってきて戦慄することに。踊っている勅使川原さんや佐東さんはしばしば精霊のように超自然的な存在に見えるのですが、今作では普通の、悲劇を前になすすべもない普通の人々に見えます。予想外に重い力作でした。





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『図書館司書くん』(ル・グロ・オルテイユ) [ダンス]

 2024年8月10日は、夫婦でシアタートラムに行ってカンパニー「ル・グロ・オルテイユ」(カナダ・ケベック州)による現代サーカスを鑑賞しました。一名の出演者によるクラウンとアクロバットを組み合わせた子供も楽しめる作品です。上演時間は1時間。

 空想癖のある図書館司書が、仕事の合間に本を読んでは空想の世界に没入する。

 なかなか服が脱げずバタバタするとか床でつまずいてコケそうになるとか、クラウンの滑稽なしぐさで子供たちを笑わせます。これが図書館司書である男の現実世界なのですが、仕事をさぼって本を開くやいきなりアクロバット、ジャグリングなど様々なテクニックを駆使して空想世界をフィジカルに表現してみせます。あとかっこいいヒップホップダンス。現実と空想のギャップが何ともいえず可笑しい。観客も「次にどんな変なことが起きるのか」というワクワク感でいっぱい。子供には本の楽しさ、読書の喜びを教えてくれるし、ファミリー向け作品として素晴らしい。日本語対応も見事でした。


[キャスト他]
演出: マリー=エレーヌ・ダムール
出演: イポリット
声の出演+日本語指導: 山積隆之介





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