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『新世界』(近藤良平 with 長塚圭史) [ダンス]

 2022年4月30日は、夫婦で彩の国さいたま芸術劇場に行って近藤良平さんの公演を鑑賞しました。「ジャンル・クロスI」と銘打った、芸術監督としての所信表明のような105分の舞台です。


[キャスト他]

振付・演出: 近藤良平
演出補: 長塚圭史
出演: 近藤良平、長塚圭史
 ダンサー
  入手杏奈、柿崎麻莉子、四戸由香、青井想
 サーカスアーティスト
  油布直輝、長谷川愛実、天野真志
 切り絵師
  チャンキー松本
 ミュージシャン
  岡田カーヤ、栗原 務、鈴木井咲、西尾 賢、リョコモンスター


 舞台中央にサーカスのテントがつり下げられており、この周囲でダンスと音楽、演劇(セリフまわし)、そしてサーカス、さらには切り絵の投影まで、様々なパフォーマンスが繰り広げられます。ミュージシャンも演奏しながら舞台上の活動にしれっと参加してたりして。

 もうこれは長年「コンドルズ」の演出で培ってきた匠の技という感じで、それぞれ異なる芸術分野のパフォーマンスをごちゃまぜにしているのに、不思議な統一感があるのはさすがです。ラストには期待通り近藤良平さんご本人がソロで踊ってくれました。カッコいい。

 これからしばらく、さいたま芸術劇場では芸術監督推しというか近藤良平さんの公演(コンドルズさいたま公演を含む)がいくつも予定されており、それはもちろん可能な限りすべて観にゆくつもりです。





タグ:近藤良平
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