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『宇宙人とおともだちになりたい』(島村ゆに) [読書(オカルト)]

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 ロマンとかそんなもんも金で買えるご時世だった。バブルとはそんな夢の時代。
 残照眩しいその時期に、私は分割払いでチャネラーを目指す講座の第一歩を記した。
 そうして出会ったのが、宇宙人ではなく、天使だった。
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 第29回文学フリマ東京(2019年11月24日開催)にて購入。私も参加している「Spファイル友の会」のメンバーでもある島村ゆにさんの個人誌です。これまで『UFO手帖』に寄稿した漫画3作品と、漫画を解説した書き下ろしの文章を収録した一冊。詳しくはこちらをどうぞ。


しまゆー文庫新刊『宇宙人とおともだちになりたい』
https://simayu-s.blogspot.com/2019/10/blog-post_22.html


[もくじ]

『バシャール講演会の思い出』(漫画)
「バシャールについて」(エッセイ)
『UFO写真展の思い出』(漫画)
「UFO写真展の思い出」(エッセイ)
「フライング・ソーサー」(エッセイ)
『目撃体験談』(漫画)
あとがき・おくづけ




『バシャール講演会の思い出』(漫画)
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入場券:バシャール・チャネリング
¥7,000-

ぷるぷる

こ…こないだの
ビージーズと一緒や…

外タレ
たっか!!!

わし時給
500円やで
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「バシャールについて」
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 私もその時は「虹色の天使が見えた。もう死期が迫っているのだ」と真剣に思った。
 それまでに見えていたような幽霊や妖怪めいたものとも、天使はまったく見え方が違った。(中略)
 他にも、赤やピンク、青色の鮮やかな髪色の美しい人達をたくさん見た。「さあ、あなたの世界に帰りなさい」と誰かに言われて目覚めたこともある。
 きっと天使は私とともだちになりたかったのだろう。だが私がほんとうにともだちになりたかったのは、子供の頃から憧れていたともだちは、それは天使などではなかった。
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『UFO写真展の思い出』(漫画)
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…か、完全にスルーされた…

当時からビリーバーに嫌われている島村ゆにであった
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「UFO写真展の思い出」(エッセイ)
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 その写真展が行われたビルは令和の現在も存在している。
 私はそのビルで、不思議な青いワンピースを着た女性を何度か見かけたことがある。(中略)
 それからもう随分時間が流れたが、青いワンピースの女は今もあのビルにいるのだろうか? 時々思い出しては確認しに行ってみたくはなるのだが、いかんせん現在は他人様の仕事場である。
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「フライング・ソーサー」(エッセイ)
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 皿として生まれたのに、皿としての役目を果たせず、ただただ射撃の的となって砕け散る運命。その運命を呪った「皿」たちの無念の思い。それが私の前にUFOとして姿を現した。
 十二分に考えられる展開ではないか。私は霊を見、そして霊と語ることができる霊媒である。役目としてはそのほうが正しい。
 故に、UFOとはクレー射撃の的の無念の思いが顕現したものである。
 そう言っても過言ではなかろう。
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『目撃体験談』(漫画)
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こんにちは
綾小路ゆに麿です

あれから30年!!

なぜ宇宙人のみなさんは
いっこうに逢いに来て
くれないんですかッ!!

宇宙人のみなさん!!!
受け入れ体制は万全ですッ!
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ゆに先生の次回作にご期待ください! 完





タグ:同人誌
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