2018年を振り返る(2)[ダンス公演] [年頭回顧]
とにかく勅使川原三郎さんの公演を観た年でした。1月の『ピグマリオン』からスタートして、3月と4月にはそれぞれ別の『特別公演』、5月には『調べ』と『青い花』、6月は『白痴』、8月は『火傷の季節』、9月は『幻』、11月『読書』、12月には『月に憑かれたピエロ』と『黒旗』。
ほぼ毎月、勅使川原三郎さんが踊っているのを観たことになります。もちろんその間にも海外公演が詰まっていたわけで、どれだけ仕事してるのかと。公演チラシで「二カ月ぶりの新作公演!」と宣伝していたのがすごかった。
2018年01月09日の日記
『ピグマリオン-人形愛』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-01-09
2018年03月05日の日記
『特別公演』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-03-05
2018年04月16日の日記
『特別公演』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-04-16
2018年05月07日の日記
『調べ -笙とダンスによる-』(勅使川原三郎、佐東利穂子、宮田まゆみ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-05-07
2018年05月28日の日記
『青い花』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-05-28
2018年06月18日の日記
『白痴』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-06-18
2018年08月27日の日記
『火傷の季節』(勅使川原三郎)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-08-27
2018年09月10日の日記
『幻』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-09-10
2018年11月12日の日記
『読書』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-11-12
2018年12月03日の日記
『月に憑かれたピエロ』『ロスト・イン・ダンス ―抒情組曲―』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-12-03
2018年12月25日の日記
『黒旗 中原中也』(勅使川原三郎)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-12-25
小野寺修二さんの活躍も圧巻でした。『椿姫』『分身』という名作再演から、新作『斜面』『竹取』へと。色々な才能を結集してどんどん規模を広げながらも、持ち味をちゃんと維持しているところがいい。
2018年03月19日の日記
『椿姫』(小野寺修二、カンパニーデラシネラ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-03-19
2018年03月20日の日記
『分身』(小野寺修二、カンパニーデラシネラ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-03-20
2018年06月12日の日記
『斜面』(小野寺修二)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-06-12
2018年10月09日の日記
『竹取』(小野寺修二、平田俊子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-10-09
井手茂太『排気口』、黒田育世『波と暮らして』、平山素子『DOPE』、伊藤郁女『私は言葉を信じないので踊る』、北村明子『土の脈』。いずれも独自の世界を構築する振付演出でインパクトを与えてくれました。『DOPE』は共演の加藤訓子さんによるライヒのソロ演奏が素晴らしく、後にCD化されて話題になったのも分かる大迫力でした。
2018年08月20日の日記
『排気口』(井手茂太、斉藤美音子、イデビアンクルー)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-08-20
2018年02月05日の日記
『another BATIK 『子どもたちの歌う声がきこえる』 『波と暮らして』』(黒田育世、佐多達枝)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-02-05
2018年02月06日の日記
『DOPE』(平山素子:ダンス、加藤訓子:パーカッション)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-02-06
2018年07月23日の日記
『私は言葉を信じないので踊る』(伊藤郁女、伊藤博史)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-07-23
2018年10月15日の日記
『土の脈』(北村明子)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-10-15
近藤良平『18TICKET』、小㞍健太『optofile_touch』。ともに高い技術と演出力で安心して楽しむことが出来ました。『optofile_touch』では、話題のクリスタル・パイト振付演出を観ることが出来て感激です。
2018年06月05日の日記
『18TICKET』(構成・振付:近藤良平、コンドルズ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-06-05
2018年12月11日の日記
『optofile_touch』(Opto 渡辺レイ、小㞍健太、湯浅永麻、他)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-12-11
東京ELECTROCK STAIRS組というかKENTARO!!弟子筋というか、高橋萌登『未来永劫彼方より』と横山彰乃『ムーンライトプール』は、それぞれの持ち味が存分に発揮されていて、応援したくなる作品でした。
2018年06月04日の日記
『未来永劫彼方より』(高橋萌登)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-06-04
2018年06月11日の日記
『ムーンライトプール』(lal banshees、横山彰乃)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-06-11
他に、多数の子どもゲストたちが活躍する古家優里『すばらしきあいまいな世界』、子育てのカオスを再現してみせた康本雅子『子ら子ら』、舞台も客席も二分割して片面しか目撃させないという工夫が効果的だったながめくらしつ『うらのうらは、』。それぞれ独自の工夫で印象に残っています。
2018年11月14日の日記
『すばらしきあいまいな世界』(プロジェクト大山、古家優里)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-11-14
2018年02月13日の日記
『子ら子ら』(康本雅子、小倉笑)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-02-13
2018年08月21日の日記
『うらのうらは、』(ながめくらしつ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-08-21
海外カンパニーの来日公演としては、ダンサーの身体的障がいを巧みに活かした『マチュラン・ボルズ公演』、出演者全員が高齢者というサドラーズ・ウェルズ劇場カンパニー・オブ・エルダーズ『新作2018 トリプルビル』が、強烈な印象を残しています。
2018年09月26日の日記
『マチュラン・ボルズ公演』
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-09-26
2018年09月25日の日記
『新作2018 トリプルビル』(サドラーズ・ウェルズ劇場、カンパニー・オブ・エルダーズ)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-09-25
観客に問いかけ、あるいは挑発する公演が多かったような気がします。難民問題を正面から扱ったサーカス・シルクール『LIMITS リミッツ』。必死にポワントで立って苦しんでいるダンサーを見て楽しむ残酷な娯楽ですよねバレエって、と挑発してくる『バレエ・ロレーヌ公演』。わざわざ劇場に集まって観客と出演者が一体となってカタルシスを味わうことで何か成し遂げた気分に浸るのは楽しいですか、と問いかけてくるジェローム・ベル『Galaーガラ』。
2018年10月22日の日記
『LIMITS リミッツ』(サーカス・シルクール)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-10-22
2018年09月18日の日記
『バレエ・ロレーヌ公演』
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-09-18
2018年01月22日の日記
『Galaーガラ』(ジェローム・ベル)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-01-22
民俗舞踊や民族の歴史をテーマにしながら、誰もが楽しめる派手なショーに仕立ててくれた公演も。ベトナムのLune Production『A O SHOW』、オーストラリア先住民のバンガラ・ダンス・シアター『Spirit 2018』『I.B.I.S』、そしてブランカ・リー『Solstice(ソルスティス)―夏至/冬至』も。
2018年02月26日の日記
『A O SHOW』(Lune Production)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-02-26
2018年11月13日の日記
『Spirit 2018』『I.B.I.S』(バンガラ・ダンス・シアター)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-11-13
2018年07月02日の日記
『Solstice(ソルスティス)―夏至/冬至』(ブランカ・リー)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-07-02
ベテランの手際を見せつける公演としては、フィリップ・ドゥクフレ『新作短編集(2017) Nouvelles Pieces Courtes』、イスラエル・ガルバン『LA EDAD DE ORO 黄金時代』。ほとんどちからわざで観客を感動させるだけの熱量がありました。
2018年07月03日の日記
『新作短編集(2017) Nouvelles Pieces Courtes』(フィリップ・ドゥクフレ振付、カンパニーDCA)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-07-03
2018年10月29日の日記
『LA EDAD DE ORO 黄金時代』(イスラエル・ガルバン)
https://babahide.blog.so-net.ne.jp/2018-10-29
ほぼ毎月、勅使川原三郎さんが踊っているのを観たことになります。もちろんその間にも海外公演が詰まっていたわけで、どれだけ仕事してるのかと。公演チラシで「二カ月ぶりの新作公演!」と宣伝していたのがすごかった。
2018年01月09日の日記
『ピグマリオン-人形愛』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年03月05日の日記
『特別公演』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年04月16日の日記
『特別公演』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年05月07日の日記
『調べ -笙とダンスによる-』(勅使川原三郎、佐東利穂子、宮田まゆみ)
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2018年05月28日の日記
『青い花』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年06月18日の日記
『白痴』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年08月27日の日記
『火傷の季節』(勅使川原三郎)
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2018年09月10日の日記
『幻』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年11月12日の日記
『読書』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年12月03日の日記
『月に憑かれたピエロ』『ロスト・イン・ダンス ―抒情組曲―』(勅使川原三郎、佐東利穂子)
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2018年12月25日の日記
『黒旗 中原中也』(勅使川原三郎)
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小野寺修二さんの活躍も圧巻でした。『椿姫』『分身』という名作再演から、新作『斜面』『竹取』へと。色々な才能を結集してどんどん規模を広げながらも、持ち味をちゃんと維持しているところがいい。
2018年03月19日の日記
『椿姫』(小野寺修二、カンパニーデラシネラ)
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2018年03月20日の日記
『分身』(小野寺修二、カンパニーデラシネラ)
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2018年06月12日の日記
『斜面』(小野寺修二)
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2018年10月09日の日記
『竹取』(小野寺修二、平田俊子)
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井手茂太『排気口』、黒田育世『波と暮らして』、平山素子『DOPE』、伊藤郁女『私は言葉を信じないので踊る』、北村明子『土の脈』。いずれも独自の世界を構築する振付演出でインパクトを与えてくれました。『DOPE』は共演の加藤訓子さんによるライヒのソロ演奏が素晴らしく、後にCD化されて話題になったのも分かる大迫力でした。
2018年08月20日の日記
『排気口』(井手茂太、斉藤美音子、イデビアンクルー)
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2018年02月05日の日記
『another BATIK 『子どもたちの歌う声がきこえる』 『波と暮らして』』(黒田育世、佐多達枝)
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『DOPE』(平山素子:ダンス、加藤訓子:パーカッション)
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2018年07月23日の日記
『私は言葉を信じないので踊る』(伊藤郁女、伊藤博史)
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2018年10月15日の日記
『土の脈』(北村明子)
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近藤良平『18TICKET』、小㞍健太『optofile_touch』。ともに高い技術と演出力で安心して楽しむことが出来ました。『optofile_touch』では、話題のクリスタル・パイト振付演出を観ることが出来て感激です。
2018年06月05日の日記
『18TICKET』(構成・振付:近藤良平、コンドルズ)
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2018年12月11日の日記
『optofile_touch』(Opto 渡辺レイ、小㞍健太、湯浅永麻、他)
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東京ELECTROCK STAIRS組というかKENTARO!!弟子筋というか、高橋萌登『未来永劫彼方より』と横山彰乃『ムーンライトプール』は、それぞれの持ち味が存分に発揮されていて、応援したくなる作品でした。
2018年06月04日の日記
『未来永劫彼方より』(高橋萌登)
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2018年06月11日の日記
『ムーンライトプール』(lal banshees、横山彰乃)
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他に、多数の子どもゲストたちが活躍する古家優里『すばらしきあいまいな世界』、子育てのカオスを再現してみせた康本雅子『子ら子ら』、舞台も客席も二分割して片面しか目撃させないという工夫が効果的だったながめくらしつ『うらのうらは、』。それぞれ独自の工夫で印象に残っています。
2018年11月14日の日記
『すばらしきあいまいな世界』(プロジェクト大山、古家優里)
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2018年02月13日の日記
『子ら子ら』(康本雅子、小倉笑)
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2018年08月21日の日記
『うらのうらは、』(ながめくらしつ)
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海外カンパニーの来日公演としては、ダンサーの身体的障がいを巧みに活かした『マチュラン・ボルズ公演』、出演者全員が高齢者というサドラーズ・ウェルズ劇場カンパニー・オブ・エルダーズ『新作2018 トリプルビル』が、強烈な印象を残しています。
2018年09月26日の日記
『マチュラン・ボルズ公演』
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2018年09月25日の日記
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観客に問いかけ、あるいは挑発する公演が多かったような気がします。難民問題を正面から扱ったサーカス・シルクール『LIMITS リミッツ』。必死にポワントで立って苦しんでいるダンサーを見て楽しむ残酷な娯楽ですよねバレエって、と挑発してくる『バレエ・ロレーヌ公演』。わざわざ劇場に集まって観客と出演者が一体となってカタルシスを味わうことで何か成し遂げた気分に浸るのは楽しいですか、と問いかけてくるジェローム・ベル『Galaーガラ』。
2018年10月22日の日記
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『バレエ・ロレーヌ公演』
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2018年01月22日の日記
『Galaーガラ』(ジェローム・ベル)
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民俗舞踊や民族の歴史をテーマにしながら、誰もが楽しめる派手なショーに仕立ててくれた公演も。ベトナムのLune Production『A O SHOW』、オーストラリア先住民のバンガラ・ダンス・シアター『Spirit 2018』『I.B.I.S』、そしてブランカ・リー『Solstice(ソルスティス)―夏至/冬至』も。
2018年02月26日の日記
『A O SHOW』(Lune Production)
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2018年11月13日の日記
『Spirit 2018』『I.B.I.S』(バンガラ・ダンス・シアター)
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2018年07月02日の日記
『Solstice(ソルスティス)―夏至/冬至』(ブランカ・リー)
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ベテランの手際を見せつける公演としては、フィリップ・ドゥクフレ『新作短編集(2017) Nouvelles Pieces Courtes』、イスラエル・ガルバン『LA EDAD DE ORO 黄金時代』。ほとんどちからわざで観客を感動させるだけの熱量がありました。
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『新作短編集(2017) Nouvelles Pieces Courtes』(フィリップ・ドゥクフレ振付、カンパニーDCA)
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2018年10月29日の日記
『LA EDAD DE ORO 黄金時代』(イスラエル・ガルバン)
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