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『トヨタコレオグラフィーアワード2016 最終審査会』 [ダンス]

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次代を担う振付家の発掘と育成を目的に、トヨタ自動車と世田谷パブリックシアターとの提携事業として2001年にスタートした「トヨタコレオグラフィーアワード」。
2年に一度、一般公募の中から選ばれた6名(組)の振付家が、“ネクステージ”(最終審査会)でファイナリストとして振付作品を上演し、「次代を担う担う振付家賞」1名、および観客投票による「オーディエンス賞」1名が決定します。
本アワードは、今回の第10回をひと区切りとして、最終の開催となります。
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 2016年8月6日は、夫婦で世田谷パブリックシアターに行って「TCA2016 最終審査会」(正式名称「~次代を担う振付家の発掘~ TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2016 Nextage “ネクステージ”(最終審査会)」)を鑑賞しました。

 ここ数年の受賞者の顔ぶれだけ見ても、古家優里(プロジェクト大山)、関かおり、川村美紀子、といった具合に、マジに次代を担う振付家を輩出してきたトヨタコレオグラフィーアワード。どうやら今年で最後ということで、色々な意味で最終となる審査会を観てきました。

 ファイナリストは、森崎剛史、渡邉尚、上野愛実、横山彰乃、黒田杏菜、平原慎太郎、という6名。一人あたり15分から20分の作品を順番に上演します。ソロで踊る作品が3つ、5人で踊る作品が2つ、そして9人で踊る作品が1つ、という構成でした。

 舞台転換15分、休憩時間20分をはさみつつ、全体で3時間40分という長丁場。観客はガラ公演として楽しめばいいのですが、審査員の方々は長時間に渡って緊張と集中力を持続させねばならず、大変だったろうと思います。

 個人的に、事前に観たことがある作品は、渡邉尚さんの『逆さの樹』だけ。20分という制限時間内におさめるために公演版よりも切り詰められていましたが、インパクトが最後まで続くような、引き締まった作品になったように感じました。ちなみに公演鑑賞時の紹介はこちら。

  2015年12月28日の日記
  『MONOLITH』(山村佑理、渡邉尚、カンパニー「頭と口」)
  http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2015-12-28

 既に受賞者は発表されていますが、最終審査会の様子は8月10日にトヨタコレオグラフィーアワードのwebページ(http://www.toyota.co.jp/tca/)で公開されるとのこと。

2016年8月20日修正・追記
 当初、最後に「受賞者公演は、8月20日の14時30分よりNHK Eテレにて放映とのことです」と書いたのですが、これは誤りでした。放映されたのは「第29回全日本高校・大学ダンスフェスティバル神戸」(NHK Eテレ 2016年8月20日 14:20-15:20)で、トヨタコレオグラフィーアワードとは無関係でした。



タグ:横山彰乃
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