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2014年を振り返る(1) [総括] [年頭回顧]

2014年を振り返る(1) [総括]

 日記を確認したところ、2014年に読んだ本は全部で203冊でした。過去の推移を並べてみると、次のようになります。

2006年: 124冊
2007年: 145冊
2008年: 202冊
2009年: 206冊
2010年: 185冊
2011年: 208冊
2012年: 199冊
2013年: 214冊
2014年: 203冊

 昨年は、だいたい平均的な読書量でした。これからも年200冊のペースを維持し続けたいと思います。

 一方、ダンス公演を観るために劇場に足を運んだ回数は32回。過去の推移は次の通りです。

2006年: 26公演
2007年: 18公演
2008年: 21公演
2009年: 28公演
2010年: 22公演
2011年: 14公演
2012年: 36公演
2013年: 22公演
2014年: 32公演

 たかが年30公演とはいえ、個人的な基準では、頑張って観た年でした。今年も30公演は観たいなあ。でも難しいかも知れません。

 2014年に観たダンス公演としては、とにかく勅使川原三郎さんの演出が凄かったという印象。オーレリー・デュポンが出演したことでも話題になった『睡眠 -Sleep-』、ブルーノ・シュルツ原作の『天才的な時代』『7月の夜』『空時計サナトリウム』。布やアクリル板などを使い、さほどお金をかけずに舞台上を異世界にしてしまう演出には圧倒されました。

 今年初めて観た山田うんさんの公演は素晴らしく、特に『十三夜』の美しさと迫力には大感激でした。今後も観たいと思います。

 黒田育世さんの『落ち合っている』の魂を千切られるような痛みには失禁しそうになりましたし、北村明子さんの『To Belong / Suwung』はインドネシア武術の動きがかっこ良く、関かおりさんの『ケレヴェルム』は彼女独自の世界がどんどん面白くなってゆく様に引き込まれました。

 中村恩恵さんはパーカッショニストの加藤訓子さんと組んだ『PLEIADES プレイアデス』と『TETRAHEDRON テトラヘドロン』、そして『DEDICATED 2014 OTHERS』、いずれも良かった。

 珍しいキノコ舞踊団は、『金色時間、フェスティバルの最中。』およびモモンガ・コンプレックスとの共演『Together さ。』で着実に楽しませてくれました。好きなんですよ、ものすごく。

 イデビアン・クルーの『図案』、小野寺修二さんの『ある女の家』、コンドルズの『ひまわり』、KENTARO!!の『銀色テンポラルの中で鳴く/MAKE IT futten』『ひとびとひとり』など、好きな振付家の作品をちゃんと観ることが出来て嬉しい。

 来日公演としては、イム・ジエさんの『1分の中の10年』が印象的で、実を言うと捩子ぴじんさんのパフォーマンスにシビれました。

 バンジャマン・ミルピエ『L.A.Dance Project』は、ウィリアム・フォーサイスの名作を観ることが出来て感動しました。名作と言えば、これまで断片的にしか観たことのなかったピナ・バウシュ『コンタクトホーフ KONTAKTHOF』の全体をようやく観ることが出来たのも嬉しかった。

 ナチョ・ドゥアト作品を含む『ARCHITANZ 2014 3月公演』、フィリップ・ドゥクフレの代表作を集めた『PANORAMA パノラマ』の二作は忘れがたい印象を残してくれました。

 アートサーカス系のダンス公演としては、7 Fingersの『TRACES トレーシス』、カミーユ・ボワテル『リメディア いま、ここで』、ズィメルマン エ ド・ペロ『ハンスはハイリ どっちもどっち?!』、そしてスケールの大きさで圧倒してくるシディ・ラルビ・シェルカウイ『BABEL (words)』を大いに楽しみました。


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