『おやすみなさいダース・ヴェイダー』（ジェフリー・ブラウン、とみながあきこ：翻訳）

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父「わたしと手を組むのだ。よく眠れるぞ！」
ルーク「やだ！」
レイア「なんで寝なきゃいけないの？」
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父「ふたりとも眠りの持つ大いなる力を知らないのだ」
レイア「いいから本を読んで」
ルーク「はやく」
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　ねないこだれだ。幼い兄妹を寝かしつけようと、ダース・ヴェイダーは今夜も奮闘する。ほのぼの暗黒卿の育児絵本、その第三弾。単行本（辰巳出版）出版は、2014年11月です。


　　遠い昔、はるか銀河の彼方で・・・・・・

　　　　　　　　エピソード8PM：
　　　　　　　　おやすみの時間

　　　　　暗黒卿ダース・ヴェイダーは銀河を
　　　　統治しながら、双子のルークとレイアも
　　　治めようとしていた。ヴェイダー卿はふたりに
　　眠れと命じたのだが、双子にはべつの考えがあった……


　大好評だった『ダース・ヴェイダーとルーク（4才）』、『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』に続く第三弾です。これまでの二冊についての紹介はこちら。


　　2012年06月21日の日記：
　　『ダース・ヴェイダーとルーク（4才）』
　　http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2012-06-21

　　2013年05月14日の日記：
　　『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』
　　http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14


　男やもめのダース・ヴェイダーが幼い子供を寝かしつけるのは並大抵の苦労ではありません。同じく賞金稼ぎのジャンゴも、ぶーぶー文句を言いながら寝ようとしない幼きボバ・フェットを寝かしつけようと奮闘中。

　他にも、スターウォーズ・サーガの登場人物たちの寝姿が色々と描かれた絵本です。ロボットはスイッチを切られ、ジャージャーは寝間着、ダース・モールは不眠症、グリーヴァス将軍はせっせと寝支度、サーラックもあくび、ダイアノーガもぐっすり、パルパティーンは寝言、そしてアクバー提督は夜食を食べています。

　これまでの二冊が気に入った方は、きっと三冊目も気に入ることでしょう。ただし、これまでより新シリーズ（エピソード１～３）の登場人物が多くなっているので、旧シリーズ（エピソード４～６）しか観ていない方（もしくは新シリーズのことは忘れようとして、その努力が実った方）は、ちょっと戸惑うかもしれません。

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