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『ナプア・グレイグ & ハワイアン・フラ・ガールズ』 [ダンス]

 8月2日は夫婦でオリンパスホール八王子に行って、ナプア・グレイグ率いるフラ公演を鑑賞。

 毎年、国際フラ・フェスティバル(モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバル)日本大会の様子がTVで放映される時期になると、こう、フラの生舞台を観たーい、という気分が盛り上がってくるわけです。

 毎年この頃にナプア・グレイグのフラ公演が近所(うちから電車で20分の八王子)にやってくるというのはまさしく好機であり、今年もいそいそと出掛けてゆきました。

 子供からお年寄りまで様々な年代の観客がオリンパスホール八王子に集まってきますが、私たちのように鑑賞するだけ派はむしろ少なく、自身もフラを学んでいる人々が勉強のために来ている、というケースが多いようです。他の観客の会話を漏れ聞いていても、いわゆるお稽古事文化としてフラが定着している様子がうかがわれます。バレエ公演にも似た雰囲気を感じます。

 ナプア・グレイグ & ハワイアン・フラ・ガールズの公演を観るのは二度目(日本公演は今年で三度目とのこと)ですが、何しろ安心して観ることが出来ます。フラのリズムは心地好く、衣装も鮮やかで美しい。ナプア・グレイグの歌、という以前に、声が気持ちよい。

 ハワイ史における社会背景や歴史的人物など、一般の日本人に馴染みが薄いと思われる題材については、日本語ナレーションによる解説スライドが上映されるという細やかな気配り。

 さらに、自分の娘との共演(しかもナプア・グレイグが沖縄曲を日本語で熱唱)、ミス・アロハ・フラ2013を受賞したマナラニ・イングリッシュのソロダンスなど、見どころもいっぱい用意されています。

 2時間(途中20分休憩あり)の公演ですが、最初から最後まで、リラックスしながらも適度な緊張感を保ったまま楽しめました。来年も観に行こうと思います。


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