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『台湾時刻表 2014.2』(日本鉄道研究団体連合会) [読書(教養)]

  「わかりやすい、使いやすい、日式、総天然色」
  「台鉄・高鉄を、あの「ゆがんだ地図」で完全再現」
  「台鉄時刻表がすごく読みづらいので、勝手に作った同人誌です」

 そろそろ春の台湾旅行を計画しようと思い、「日式 台湾時刻表」の最新版を東方書店で購入しました。 出版は2014年02月です。

 2014年(民國103年)2月10日のダイヤ改正に対応した、台湾の鉄道時刻表です。日本人が慣れ親しんできたJR時刻表にそっくりな体裁。あの「ゆがんだ地図」で表現された台湾島全体の路線図、その路線の上り下り毎に記載された索引ページ番号。該当するページを開けば、路線別・発着順に整理された列車毎の各駅への発着時刻が整然と表になっています。的確な色分けにより、視覚的把握も容易。すばらしい。

 なお、時刻表自体には日本語は使われていないので、台湾の読者にとっても有用ではないかと思います。

 特集は「深澳線復活開業」で、宜蘭線と国立海洋科技博物館を結ぶ路線が復活開業したという話題。他にも以下の情報が掲載されています。便利です。

 台湾の休日カレンダー、台北および高雄のMRT(地下鉄)路線図、台北駅のりば案内図、台湾鉄路管理局営業案内、主な車両の席番配置図、列車変成のご案内、切符自動販売機の使い方、乗車券購入メモ(言葉が通じなくても、必要事項を書き込んで窓口で見せるだけで切符を購入できる書式)。

 というわけで、日本人が台湾で鉄道に乗るとき、持っていると安心できる一冊です。もちろん掲載情報は定期的に更新されるので、旅行直前に最新版を手に入れることをお勧めします。


タグ:台湾
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