『NHKバレエの饗宴2013』(吉田都、中村祥子、ベジャール) [ダンス]
2013年03月16日にNHKホールで上演された『NHKバレエの饗宴2013』の舞台映像が、2013年05月19日(日)にNHK教育で放映されました。
『コンチェルト』(ケネス・マクミラン振付)
島添亮子、ジェームス・ストリーター、他
小林紀子バレエ・シアター
マクミラン作品といえば、殺人、自殺、暴力、強姦、といったきっつい話が多いのですが、抽象ダンスとなるとまたイメージが変わります。島添亮子、ジェームス・ストリーターの二人によるゆったりとしたパ・ド・ドゥ(第二章)が印象的で、リフトがすごくマクミラン。第一章、第三章の群舞はちょっとおぼつかない感じも受けましたが。
『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』(マニュエル・ルグリ振付)
橋本清香、木本全優、ウィーン国立バレエ団
ルグリの振付、というのでさほど期待しないで観ましたが、どうしてどうして、著名な古典バレエの断片が散りばめられた楽しい作品でした。踊った二人も、しっかりしたテクニックを惜しみなく披露してくれ、安心して鑑賞できます。
『春の祭典』(モーリス・ベジャール振付)
東京バレエ団
ベジャール代表作の一つ。そのダサさとかっこよさの混合具合がたまりません。群舞のフォーメーションが綺麗。
『ラプソディ』からパ・ド・ドゥ(フレデリック・アシュトン振付)
吉田都、ロバート・テューズリー
冒頭、吉田都さんのインタビューによると「レスリー・コリアから直々に指導を受けた。初演のときの衣装を貸してもらった」とのことで、観る前からテンション上がりまっくす。
始まった途端、端正かつ伸びやかな都さんの動きに目が釘付け。といっても、有名な第18番変奏の部分だけなので、あっという間に終わってしまい悲しい。
『コッペリア』から第3幕(石井清子 演出・振付)
志賀育恵、キム・セジョン、他
東京シティ・バレエ団
コッペリアの第三幕全体(時のワルツ、あけぼの、祈り、仕事の踊り、戦いの踊り、結婚の踊り、平和の踊り-主役二人によるパ・ド・ドゥ)を上演。舞台装置も衣装も素晴らしく、おそらく全幕上演用のものをそのまま使ったものと思われます。
美しく楽しい群舞、きっちりとしたソロ、クライマックスのパ・ド・ドゥ、すべて気に入りました。衣装の配色がすごく綺麗で可愛い。全体的にさわやかな舞台で、観ててほっとします。
『白鳥の湖』から黒鳥のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ振付)
中村祥子、ヴィスラウ・デュディック
とにかくもう、威厳と迫力に満ちた強靱な黒鳥。醸しだす雰囲気も、表情も、ポワントも、全部すごい。観客も足を踏みならして声援と拍手喝采。中村祥子さんすごい。
NHKバレエの饗宴2013
2013年03月16日、NHKホール
[演目]
『コンチェルト』(ケネス・マクミラン振付)
島添亮子、ジェームス・ストリーター、
小林紀子バレエ・シアター
『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』(マニュエル・ルグリ振付)
橋本清香、木本全優、ウィーン国立バレエ団
『春の祭典』(モーリス・ベジャール振付)
東京バレエ団
『ラプソディ』からパ・ド・ドゥ(フレデリック・アシュトン振付)
吉田都、ロバート・テューズリー
『コッペリア』から第3幕(石井清子 演出・振付)
志賀育恵、キム・セジョン、他
東京シティ・バレエ団
『白鳥の湖』から黒鳥のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ振付)
中村祥子、ヴィスラウ・デュディック
『コンチェルト』(ケネス・マクミラン振付)
島添亮子、ジェームス・ストリーター、他
小林紀子バレエ・シアター
マクミラン作品といえば、殺人、自殺、暴力、強姦、といったきっつい話が多いのですが、抽象ダンスとなるとまたイメージが変わります。島添亮子、ジェームス・ストリーターの二人によるゆったりとしたパ・ド・ドゥ(第二章)が印象的で、リフトがすごくマクミラン。第一章、第三章の群舞はちょっとおぼつかない感じも受けましたが。
『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』(マニュエル・ルグリ振付)
橋本清香、木本全優、ウィーン国立バレエ団
ルグリの振付、というのでさほど期待しないで観ましたが、どうしてどうして、著名な古典バレエの断片が散りばめられた楽しい作品でした。踊った二人も、しっかりしたテクニックを惜しみなく披露してくれ、安心して鑑賞できます。
『春の祭典』(モーリス・ベジャール振付)
東京バレエ団
ベジャール代表作の一つ。そのダサさとかっこよさの混合具合がたまりません。群舞のフォーメーションが綺麗。
『ラプソディ』からパ・ド・ドゥ(フレデリック・アシュトン振付)
吉田都、ロバート・テューズリー
冒頭、吉田都さんのインタビューによると「レスリー・コリアから直々に指導を受けた。初演のときの衣装を貸してもらった」とのことで、観る前からテンション上がりまっくす。
始まった途端、端正かつ伸びやかな都さんの動きに目が釘付け。といっても、有名な第18番変奏の部分だけなので、あっという間に終わってしまい悲しい。
『コッペリア』から第3幕(石井清子 演出・振付)
志賀育恵、キム・セジョン、他
東京シティ・バレエ団
コッペリアの第三幕全体(時のワルツ、あけぼの、祈り、仕事の踊り、戦いの踊り、結婚の踊り、平和の踊り-主役二人によるパ・ド・ドゥ)を上演。舞台装置も衣装も素晴らしく、おそらく全幕上演用のものをそのまま使ったものと思われます。
美しく楽しい群舞、きっちりとしたソロ、クライマックスのパ・ド・ドゥ、すべて気に入りました。衣装の配色がすごく綺麗で可愛い。全体的にさわやかな舞台で、観ててほっとします。
『白鳥の湖』から黒鳥のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ振付)
中村祥子、ヴィスラウ・デュディック
とにかくもう、威厳と迫力に満ちた強靱な黒鳥。醸しだす雰囲気も、表情も、ポワントも、全部すごい。観客も足を踏みならして声援と拍手喝采。中村祥子さんすごい。
NHKバレエの饗宴2013
2013年03月16日、NHKホール
[演目]
『コンチェルト』(ケネス・マクミラン振付)
島添亮子、ジェームス・ストリーター、
小林紀子バレエ・シアター
『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』(マニュエル・ルグリ振付)
橋本清香、木本全優、ウィーン国立バレエ団
『春の祭典』(モーリス・ベジャール振付)
東京バレエ団
『ラプソディ』からパ・ド・ドゥ(フレデリック・アシュトン振付)
吉田都、ロバート・テューズリー
『コッペリア』から第3幕(石井清子 演出・振付)
志賀育恵、キム・セジョン、他
東京シティ・バレエ団
『白鳥の湖』から黒鳥のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ振付)
中村祥子、ヴィスラウ・デュディック