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『音楽の捧げもの』(勅使川原三郎、佐東利穂子) [ダンス]

 2020年1月18日は、夫婦でKARAS APPARATUSに行って勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんの公演を鑑賞しました。バッハの「音楽の捧げもの」を二人で踊る上演時間1時間ほどの作品です。

 冒頭と最後にスカルラッティの声楽曲が配置されます。それに挟まれるようにしてバッハ「音楽の捧げもの」が流れ、勅勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんがダンスで「合奏」してゆきます。

 無から形が世界が立ち現れてくるようなダンス、海中で最初の生命が生まれ出るようなダンス。二人のダンスが合わさって、視覚的な音楽となって流れゆく様子を、まざまざと見つめることに。

 畏れや不安、情熱や切なさ、滑稽さ、畏怖の念。様々に感情を揺さぶられる作品です。全体的に音楽とダンスに対する真摯さ敬虔さが強く感じられ、胸を打ちます。動きや演出のバリエーションも豊富。新年最初に観たKARAS APPARATUS公演がこの作品で良かった。今年もなるべくたくさん観ようと思います。





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