『UFO事件クロニクル』(ASIOS) [読書(オカルト)]
今年はUFO時代の幕開けから70周年。せっかくの機会だから、これまでのUFO史を年代ごとに振り返り、一冊にまとめた本を出そう。というわけで、おなじみASIOS(Association for Skeptical Investigation of Supernatural : 超常現象の懐疑的調査のための会)のオカルト謎解き本、その最新刊は、主要なUFO事件を年代ごとにまとめて紹介してくれる一冊。単行本(彩図社)出版は、2017年8月です。
「ロズウェル事件」や「フラットウッズ・モンスター」のような有名どころから、「ブロムリー円盤着陸事件」や「ベッツ・ボール事件」のようにあまり知られていない(誰の趣味で選ばれたのかなあ)事件まで。米国はもちろん、南アフリカ、フランス、パプア・ニューギニア、そして日本といった具合に、世界各地で起きたUFO事件が紹介されています。
全体的な傾向として、懐疑的な立場から検証重視で書かれている記事が多くなっています。予備知識がなくても読めるように工夫されていますので、UFO入門にちょうどいいかも。米国における公的なUFO研究プロジェクトの歴史についても学べるし。
個人的には、「介良事件」に関する最新情報や、「甲府事件」に関するこれまでの検証を詳しく紹介してくれる本城達也さんの記事に感心。また、“とにかく現地に行って関係者にインタビューする”、という加門正一さんの活動には大いなる感銘を受けました。
ちなみに加門正一さんの記事で「筆者は現地を訪れたことがある」と明記されているのは、「フラットウッズ・モンスター」「ケリー・ホプキンスビル事件」「ソコロ事件」「パスカグーラ事件」「キャッシュ・ランドラム事件」そして「毛呂山事件」の6本。すごいなあ。
他に、UFOにまつわるコラム、人物事典、用語集、年表などが付いています。物理的に軽量なのもありがたい。必要なとき(例えば、創刊号が大きな話題となり今年の11月には早くも第2号が出るという噂の超常同人誌『UFO手帖』を読むときなど)に、手軽にさっと調べられる参考資料として本棚に並べておくと重宝しそうです。
[目次]
第一章 1940年代のUFO事件
モーリー島事件
ケネス・アーノルド事件
ロズウェル事件
マンテル大尉事件
アズテック事件
イースタン航空機事件
ゴーマン少尉の空中戦
コラム:ナチスドイツとUFO
第二章 1950年代のUFO事件
捕まった宇宙人の写真
ワシントンUFO侵略事件
フラットウッズ・モンスター
プロジェクト・ブルーブック
ロバートソン査問会
チェンニーナ事件
ケリー・ホプキンスビル事件
トリンダデ島事件
ギル神父事件
コラム:実在した空飛ぶ円盤 円盤翼機、全翼機の世界
第三章 1960年代のUFO事件
イーグルリバー事件
リンゴ送れシー事件
ヒル夫妻誘拐事件
ウンモ事件
ソコロ事件
ブロムリー円盤着陸事件
コンドン委員会
エイモス・ミラー事件
コラム:宗教画に描かれるUFO
第四章 1970年代のUFO事件
介良事件
パスカグーラ事件
ベッツ・ボール事件
甲府事件
トラビス・ウォルトン事件
セルジー・ポントワーズ事件
バレンティッチ行方不明事件
ブルーストンウォーク事件
コラム:円盤の出てくる活字SF
第五章 1980、90年代のUFO事件
レンデルシャムの森事件
キャッシュ・ランドラム事件
毛呂山事件
開洋丸事件
日航ジャンボ機UFO遭遇事件
マジェスティック12
カラハリ砂漠UFO墜落事件
ベルギーUFOウェーブ
異星人解剖フィルム
コラム:7人のオルタナティブ・コンタクティー
コラム:オカルト雑誌「ムー」 正しいUFO記事の読み方
第六章 UFO人物事典
海外のUFO関連人物
日本のUFO関連人物
巻末付録
UFO用語集
UFO事件年表
「ロズウェル事件」や「フラットウッズ・モンスター」のような有名どころから、「ブロムリー円盤着陸事件」や「ベッツ・ボール事件」のようにあまり知られていない(誰の趣味で選ばれたのかなあ)事件まで。米国はもちろん、南アフリカ、フランス、パプア・ニューギニア、そして日本といった具合に、世界各地で起きたUFO事件が紹介されています。
全体的な傾向として、懐疑的な立場から検証重視で書かれている記事が多くなっています。予備知識がなくても読めるように工夫されていますので、UFO入門にちょうどいいかも。米国における公的なUFO研究プロジェクトの歴史についても学べるし。
個人的には、「介良事件」に関する最新情報や、「甲府事件」に関するこれまでの検証を詳しく紹介してくれる本城達也さんの記事に感心。また、“とにかく現地に行って関係者にインタビューする”、という加門正一さんの活動には大いなる感銘を受けました。
ちなみに加門正一さんの記事で「筆者は現地を訪れたことがある」と明記されているのは、「フラットウッズ・モンスター」「ケリー・ホプキンスビル事件」「ソコロ事件」「パスカグーラ事件」「キャッシュ・ランドラム事件」そして「毛呂山事件」の6本。すごいなあ。
他に、UFOにまつわるコラム、人物事典、用語集、年表などが付いています。物理的に軽量なのもありがたい。必要なとき(例えば、創刊号が大きな話題となり今年の11月には早くも第2号が出るという噂の超常同人誌『UFO手帖』を読むときなど)に、手軽にさっと調べられる参考資料として本棚に並べておくと重宝しそうです。
[目次]
第一章 1940年代のUFO事件
モーリー島事件
ケネス・アーノルド事件
ロズウェル事件
マンテル大尉事件
アズテック事件
イースタン航空機事件
ゴーマン少尉の空中戦
コラム:ナチスドイツとUFO
第二章 1950年代のUFO事件
捕まった宇宙人の写真
ワシントンUFO侵略事件
フラットウッズ・モンスター
プロジェクト・ブルーブック
ロバートソン査問会
チェンニーナ事件
ケリー・ホプキンスビル事件
トリンダデ島事件
ギル神父事件
コラム:実在した空飛ぶ円盤 円盤翼機、全翼機の世界
第三章 1960年代のUFO事件
イーグルリバー事件
リンゴ送れシー事件
ヒル夫妻誘拐事件
ウンモ事件
ソコロ事件
ブロムリー円盤着陸事件
コンドン委員会
エイモス・ミラー事件
コラム:宗教画に描かれるUFO
第四章 1970年代のUFO事件
介良事件
パスカグーラ事件
ベッツ・ボール事件
甲府事件
トラビス・ウォルトン事件
セルジー・ポントワーズ事件
バレンティッチ行方不明事件
ブルーストンウォーク事件
コラム:円盤の出てくる活字SF
第五章 1980、90年代のUFO事件
レンデルシャムの森事件
キャッシュ・ランドラム事件
毛呂山事件
開洋丸事件
日航ジャンボ機UFO遭遇事件
マジェスティック12
カラハリ砂漠UFO墜落事件
ベルギーUFOウェーブ
異星人解剖フィルム
コラム:7人のオルタナティブ・コンタクティー
コラム:オカルト雑誌「ムー」 正しいUFO記事の読み方
第六章 UFO人物事典
海外のUFO関連人物
日本のUFO関連人物
巻末付録
UFO用語集
UFO事件年表
タグ:ASIOS
コメント 0