『Fill the groove』(東京ELECTROCK STAIRS、KENTARO!!) [ダンス]
2017年7月23日は夫婦で吉祥寺シアターに行ってKENTARO!!のソロダンス公演を鑑賞しました。KENTARO!!が一人で踊ったりしゃべったり着替えたりする90分の舞台です。
先日観た東京ELECTROCK STAIRS公演『アスモスノクラス』でも際立っていたKENTARO!!さんのソロダンスを、今回は最前列でじっくり鑑賞。ちなみに『アスモスノクラス』の紹介はこちら。
2017年07月18日の日記
『アスモスノクラス』(東京ELECTROCK STAIRS、KENTARO!!、高橋萌登)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-07-18
で、じっくり鑑賞しても、やっぱりこれがどうにもよくわからない。
ヒップホップダンスの高度なテクニックも、カッコいいムーブも、すべて入っているのに、全体として何ともとらえどころがなく、個性的なダンスとしかいいようがありません。ぬらりひょんダンスというか。
筋肉が目立たないひょろひょろしたダンサーらしからぬ印象を与える身体で、よろけ風に歩いたかと思うと、オフバランス体勢からいきなり凄い動きが飛び出したりするわけですが、そこに、カッコつけ、イキり、キメ、ドヤ、挑発、などが決定的に欠けていて、ひょうひょうとしている。力みがなく、いい具合に力の抜けた、風が吹き抜けるようなダンス。次の動きが予想できない。踊るはじから動きを「なかったこと」にしているような印象も受けます。
舞台上でずっと動いていなければならない過酷なソロ公演ですが、体力の回復スピードが尋常ではないようで、重そうな舞台装置(鉄パイプで組んだ3メートル四方の立方体フレーム、風呂や机やロッカーや棺桶など様々に見える木枠、など)を一人で動かしたり、時間をかけて着替えたり、ときどきマイク握って話したり、そうしている間にもどんどん体力回復して平然としている。その姿には妖怪感があります。
終演後にアンコールダンスとしていかにもなヒップホップダンスを踊ってくれましたが、これはむっちゃカッコいい。カッコいいけど、いやそれだけのテクニックがあれば、誰でもカッコよく踊れるよね、KENTARO!!である必然性がないよね、という気持ちに。やっぱりKENTARO!!にしか踊れない個性的なダンス満載の本編の方が魅力的だなあと、個人的にはそう思います。
先日観た東京ELECTROCK STAIRS公演『アスモスノクラス』でも際立っていたKENTARO!!さんのソロダンスを、今回は最前列でじっくり鑑賞。ちなみに『アスモスノクラス』の紹介はこちら。
2017年07月18日の日記
『アスモスノクラス』(東京ELECTROCK STAIRS、KENTARO!!、高橋萌登)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-07-18
で、じっくり鑑賞しても、やっぱりこれがどうにもよくわからない。
ヒップホップダンスの高度なテクニックも、カッコいいムーブも、すべて入っているのに、全体として何ともとらえどころがなく、個性的なダンスとしかいいようがありません。ぬらりひょんダンスというか。
筋肉が目立たないひょろひょろしたダンサーらしからぬ印象を与える身体で、よろけ風に歩いたかと思うと、オフバランス体勢からいきなり凄い動きが飛び出したりするわけですが、そこに、カッコつけ、イキり、キメ、ドヤ、挑発、などが決定的に欠けていて、ひょうひょうとしている。力みがなく、いい具合に力の抜けた、風が吹き抜けるようなダンス。次の動きが予想できない。踊るはじから動きを「なかったこと」にしているような印象も受けます。
舞台上でずっと動いていなければならない過酷なソロ公演ですが、体力の回復スピードが尋常ではないようで、重そうな舞台装置(鉄パイプで組んだ3メートル四方の立方体フレーム、風呂や机やロッカーや棺桶など様々に見える木枠、など)を一人で動かしたり、時間をかけて着替えたり、ときどきマイク握って話したり、そうしている間にもどんどん体力回復して平然としている。その姿には妖怪感があります。
終演後にアンコールダンスとしていかにもなヒップホップダンスを踊ってくれましたが、これはむっちゃカッコいい。カッコいいけど、いやそれだけのテクニックがあれば、誰でもカッコよく踊れるよね、KENTARO!!である必然性がないよね、という気持ちに。やっぱりKENTARO!!にしか踊れない個性的なダンス満載の本編の方が魅力的だなあと、個人的にはそう思います。
タグ:KENTARO!!
コメント 0