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『Co.山田うん ダンスライヴ with 芳垣安洋アンサンブル』 [ダンス]

 2016年7月3日は、夫婦で東京芸術劇場シアターイーストに行って山田うんさんの公演を鑑賞しました。日によって出演者も構成も異なる、音楽とダンスのライヴ公演。私たちが観たのは第三夜「アンサンブル」です。四名が演奏し、四名が踊る、70分の舞台。


[キャスト他]

2016年7月1日 第一夜 ソロ
  音楽: 芳垣安洋
  ダンス: 飯森沙百合、伊藤知奈美、川合ロン、木原浩太、山田うん

2016年7月2日 第二夜 デュオ
  音楽: 芳垣安洋、高良久美子
  ダンス: 荒悠平、飯森沙百合、川合ロン、木原浩太、小山まさし、西山友貴

2016年7月3日 第三夜 アンサンブル
  音楽: 芳垣安洋、高良久美子、助川太郎、太田惠資
  ダンス: 川合ロン、木原浩太、城俊彦、西山友貴


 ソロ、デュオ、アンサンブル、というタイトルからも分かるように、主役は楽器演奏で、ダンサーたちの身体も楽器の一つとして演奏に参加しているという印象が強い公演です。ちなみに楽器演奏者は、以前に観たCo.山田うん『七つの大罪』と同じメンバーです。

 最前列に座っていたので、目の前で様々な楽器が打ち鳴らされる様を目の当たりに。打楽器の音圧が顔面にばんばん当たってくるような感触、大迫力です。ゆおんゆおんとかちきんかきんとか奇妙な音が響くたびに演奏者の方を見てしまい、あれなんだろう、とか、あれをこう叩いたりさすったりするとこんな音がするのかー、と感心したりして、その間にダンスの動きを見逃してしまうことも多々ありました。視線を左右往復させ続けることになり、けっこうつらい。

 思わず息を飲むようなバランス動作、二人で組んで遊星からの物体Xリフト、緊張感あふれる距離感を見せつつ、舞台袖からいきなり飛び込んできてばったりチェブラーシカ倒れ、など山田さんらしい動きを満喫できるダンスも気持ちよかった。

 クールでどこか愛嬌のある川合ロンさんのダンスが個人的にお気に入りで、その強いキャラクターが場を引っ張っているような印象を受けます。何となくストーリー性が感じられるとか。

 終演後にアップテンポのアンコール演奏が始まった、と思ったらいきなり山田うんさんを含む三名のダンサーが乱入してきて総勢七名でがんがん踊るというオチがあって、大いに盛り上がりました。三夜続けて観ると、また違った感動が得られたのかも知れません。



タグ:山田うん
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