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『川村美紀子 61キロフェス』『森山開次 LIVE BONE on the water!!』 [ダンス]

 多摩センター駅前から多摩中央公園まで1キロメートルのエリア(パルテノン大通り)で、演劇、ダンス、音楽、パフォーマンスなど様々なアトラクションが行われる「多摩1キロフェス2015」。2015年9月20日は夫婦で出かけて、川村美紀子さんと森山開次さんの公演を鑑賞しました。


『川村美紀子 61キロフェス』(大階段ステージ)

 日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部の皆さんぞろぞろ引き連れて、川村美紀子さんが、パルテノン大通りの向こうから大階段ステージまで、台車で運ばれて来ます。

 こう、熊のかぶりもの(もしかしたら『かわむらみきこのうた』等に出演しているあれかも)をかぶって、台車の上で両手を広げて、ごろごろと登場。途中で何か失敗して、スタート地点まで戻って再挑戦する川村美紀子さん。

 取り巻くダンサーの皆さんは、全員が突拍子もないコスプレをしていて、祝祭気分が盛り上がります。

 どうやらトラブルがあったらしく開始時刻が遅れに遅れ、オープニング曲(それも悪意としか思えない『翼をください』)を何度も聞かされるはめになり、祝祭というより呪災に至った観客の心をさらに逆撫でするようにラブ&ピース&リスペクトとかやらして厭世観マックスにしてから。

 いきなり乱闘!

 みんな全力で踊る踊る踊る! 川村美紀子も踊るーっ! やっはーっ!

 最後は一列に並んで観客に向かって涙の「ありがとうございましたーっ!」という体育会系で締めました。その後、再び台車に乗って両手を広げて、ごろごろと退場。


『森山開次 LIVE BONE on the water!!』(水上ステージ)

 池の回りに集まった観客。ほねのうたが流れたかと思うと(音楽:川瀬浩介)、たぶん恐竜の骨の着ぐるみ(衣装制作:ひびのこづえ)を装着した森山開次さんが、ばしゃばしゃ水をはね散らかしながら登場。

 ほねほねダンス、内臓ダンスなど、水上でばしゃばしゃ踊ります。ときどき陸にも上がって、子供をぎゃん泣きさせたりします。あらゆる骨と内臓を踊ってくれました。

 森山開次さんはその昔、謎の踊るおにいさん「カイジ君」としてNHK教育番組『からだであそぼ』にレギュラー出演していたのですが、あの頃のダンスです。懐かしい。


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