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『PLEIADES プレイアデス』(加藤訓子:パーカッション、中村恩恵:ダンス) [ダンス]

 2014年4月20日は、夫婦でKAAT神奈川芸術劇場に行って中村恩恵さんの舞台を鑑賞しました。ヤニス・クセナキス作曲『プレイアデス』を、演奏+ダンスの形で劇場完全版として再構成した公演です。演出はルカ・ベゲッティ。打楽器演奏は加藤訓子さん。

 舞台上には様々な打楽器が並べてあり、天井からは横長の映像投影用スクリーンが吊り下がっています。

 スクリーンに映し出されるのは加藤訓子さんの演奏風景。ただし、『プレイアデス』は打楽器六重奏曲ですから、映像のなかでも六人の加藤訓子さんが横にずらりと並んで「合奏」します。つまり六回それぞれのパートを演奏して録音・録画し、それを並べて投影しているわけです。

 強烈なパーカッションのリズムと音打撃。そこにメロディを乗せるかのように、中村恩恵さんのしなやかで力強いダンスが加わります。細かくも厳格に制御された腕のひねり、屈曲。オフバランスの体勢移動。身体で音楽を演奏しているかのようなダンスが続きます。

 ときに加藤訓子さんも踊るというか「エア打楽器演奏」で中村恩恵さんと共演したり。打楽器の演奏って激しいダンスなんだと、観客に納得させるパワーに満ちています。すごくかっこいい。

 最後は映像ではなく加藤訓子さんによるライブ演奏。たくさんの打楽器や鍵盤打楽器を一人で演奏するのですが、やはり録音と違って、身体に直接響いてくる打楽器の生演奏はもの凄い迫力。

 ルカ・ベゲッティさんの振付によるものか、それとも音楽の演奏行為というコンセプトなのか、中村恩恵さんのダンスはいつもより薄味であっさり目に感じられました。

 しかし、それが加藤訓子さんによるライブ演奏と合わさると、身震いが走るほどのインパクト。打楽器演奏とダンスが融合するとこういう風になるのかー、というか、事前の想像を超えた感銘を受ける公演でした。

[キャスト]

作曲: ヤニス・クセナキス
演出: ルカ・ベゲッティ
音楽構成・演奏・ライブパフォーマンス: 加藤訓子
ダンス: 中村恩恵


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