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『金色時間、フェスティバルの最中。』(振付演出:伊藤千枝、珍しいキノコ舞踊団) [ダンス]

 2014年3月30日は、夫婦で世田谷パブリックシアターに行って、珍しいキノコ舞踊団の新作を鑑賞しました。新人含む7名が踊る公演です。

 メンバーが客に混じって談笑してたり、伊藤千枝さんがハンドスピーカー持って「卒業」を歌ったり、事前に色々と仕込みをしたり、開演前からすでに始まっている金色時間。ちなみにキノコは「コンテンポラリーダンスを卒業」とのことです。

 『ええ、私にコンテンポラリーダンス?を最初に教えてくださったのは、千枝さんと言っても過言ではありませんからね。(最近卒業したみたいですが)』(白神ももこ)
(モモンガ・コンプレックス/珍しいキノコ舞踊団 『Together さ。』予告より)

 舞台上には、大小さまざまなテント、水遊び用のプール、机と椅子、椰子の木(電飾付き)など見るからに楽しげなものが並び、すでにリゾート気分。公演中には太陽のかぶりものが現れたり、背景スクリーンに虹が投影されたり、たくさん星が降ってきたり、もちろんミラーボールがくるくると。

 観客も一緒に踊ってOK(後ろの席の人に邪魔にならない程度に)、一曲だけですが写真撮影OK(ネット公開も)、など観客を巻き込んで一緒に盛り上がる工夫もいっぱいあって、これは確かにフェスティバル。

 ガールズトークあり、みんなでいろんなものを食べるシーンもあり(出演者はこのために昼飯を抜いたとのこと)、伊藤千枝さんのトークもあり、さらには客席まで降りてきてしゃべったりモノマネ芸を披露したり、それもこれも全部キノコダンス。

 「こんな風に唄ったりぃ~/あんな風に踊ったりぃ~/しゃべったり食べたりしゃうけどぉ~/それ全部キノコダンスぅ~//ダンスの道もあ~るはずさ~/私たちっの歩く道ぃ~」(舞台上で合唱される公演テーマソングより)

 そしてもちろん、がっつり踊ってくれます。というか、意外にも、ひたすら踊っていたような気もします。観ているこちらも、うきうきしてきたり、高揚感と幸福感に包まれたり、ゆったりくつろいだり。あと、出演者の体力が心配になったり。

 という具合に、ひたすら楽しく盛り上がる祝祭気分の70分。新しいメンバーも加わり、これからもキノコからは目が離せません。


[キャスト]

振付演出構成: 伊藤千枝

出演: 篠崎芽美、茶木真由美、矢嶋里美、岡里蓉子、佐々木美和、仁科幸、伊藤千枝


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