『ブベニチェクとドレスデン国立歌劇場バレエ団の俊英たち』 [舞台(コンテンポラリーダンス)]
双子のイリ&オットーことブベニチェク兄弟がドレスデン国立歌劇場バレエ団のメンバーを引き連れて来日公演ということで、夫婦で彩の国さいたま芸術劇場まで行って観てきました。
上演作品は3本。うち2本がイリ・ブベニチェク自身の振付作品で、『辿り着かない場所』および『ル・スフル・ドゥ・レスプリ -魂のため息-』。どちらも日本初演です。残りの1本は、ウィリアム・フォーサイス振付『ステップテクスト』ですが、今回はドレスデン国立歌劇場バレエ団 “特別ヴァージョン”とのこと。
フォーサイスの『ステップテクスト』は初めて観たのですが、その研ぎ澄まされた鋭いナイフのようなダンスには衝撃を覚えました。一瞬も目を離せないような緊迫感のなか、4名のダンサーが素早い動きで空間を切り裂いてゆきます。真剣勝負の立ち回りを見ているような迫力のある作品でした。“特別ヴァージョン”というのは、どの辺が特別だったのか気になります。
イリ・ブベニチェクは自作でもフォーサイス作品でも、とにかく超絶的な動きを軽々とやってのけ観客の度肝を抜いてくれました。ダンサーとしては素晴らしい才能に恵まれたイリですが、ただ、コリオグラファとしてはどうでしょうか。今回、彼の振付作品はどちらもぱっとしない凡作としか思えませんでした。
上演作品は3本。うち2本がイリ・ブベニチェク自身の振付作品で、『辿り着かない場所』および『ル・スフル・ドゥ・レスプリ -魂のため息-』。どちらも日本初演です。残りの1本は、ウィリアム・フォーサイス振付『ステップテクスト』ですが、今回はドレスデン国立歌劇場バレエ団 “特別ヴァージョン”とのこと。
フォーサイスの『ステップテクスト』は初めて観たのですが、その研ぎ澄まされた鋭いナイフのようなダンスには衝撃を覚えました。一瞬も目を離せないような緊迫感のなか、4名のダンサーが素早い動きで空間を切り裂いてゆきます。真剣勝負の立ち回りを見ているような迫力のある作品でした。“特別ヴァージョン”というのは、どの辺が特別だったのか気になります。
イリ・ブベニチェクは自作でもフォーサイス作品でも、とにかく超絶的な動きを軽々とやってのけ観客の度肝を抜いてくれました。ダンサーとしては素晴らしい才能に恵まれたイリですが、ただ、コリオグラファとしてはどうでしょうか。今回、彼の振付作品はどちらもぱっとしない凡作としか思えませんでした。
タグ:フォーサイス
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