タオズ

　我が家で飼っていたモルモット（イングリッシュ種）、タオズ（♀）が本日お亡くなりになりました。享年５歳でした。

　もう何年もお腹に巨大な腫瘍を抱えて生きてきたのですが、１０日ほど前から体調を崩し、日に日に衰弱していたところでした。本日の急激な気温上昇に耐えきれなかったらしく、帰宅したときにはすでにこと切れていました。

　タオズは物静かで気位の高いモルモットで、あまり人間に懐こうとはしませんでした。ただ、人間が部屋に入ると的確に餌を要求して鳴くし、手で抱いても他のモルモットのようにジタバタ騒がず、じっと下ろすのを待っていました。人間を信頼してくれていたように思います。

　我が家にはもったいないような、何と言うか、生き物として立派な個体。遺体となっても、微妙に漂う気品がそのまま残っており、それがとても印象的でした。

　我が家のメンバーは、人間×２、猫×２、そしてモルモット×１となりました。たった一匹残されたモルモットのチア（♀）が寂しそうに見えて仕方ありません。

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