『第36回ローザンヌ国際バレエコンクール』(NHK教育) [映像(バレエ)]
この時期になると、若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールの映像を、NHKが2時間枠で放映してくれるので、毎年楽しみにしています。今年は第36回。
クラシック部門とコンテンポラリー部門の両方について、最終候補者21名全員の踊りを見せてくれます。新国立劇場バレエのバレエミストレス、大原永子さんの解説がついているので、鑑賞のツボもばっちり。
コンテンポラリー部門の課題ですが、昨年はイリ・キリアンで、今年はジョン・ノイマイヤー作品でした。
どの候補者も、クラシックに比べてノイマイヤー作品を踊っているときの方がずっと生き生きとしていたのが印象的でした。ああ、やっぱり若手はクラシックよりもモダン/コンテンポラリーが好きなんだろうなあ、と。
ただ個人的には、どうも今年は印象的なダンサーが見当たらず、それなりに踊れるのに何と言うか際立った魅力に欠ける候補者ばかりだった、という感じがします。
ただ一人、日本人で最終候補に残り、結果的にスカラシップ賞と観客賞をとった高田茜さんも、非常に完成度の高い美しいバレエを踊ってくれましたが、どうも優等生的というか個性に乏しいというか、さほど強い感銘は受けませんでした。
あと、例年に比べてアジア人が極端に少なかったのが残念です。最終候補者21名のうち、日本人1名、韓国人1名で、中国人に至ってはゼロです。来年はぜひ中国に頑張ってほしいと思います。
クラシック部門とコンテンポラリー部門の両方について、最終候補者21名全員の踊りを見せてくれます。新国立劇場バレエのバレエミストレス、大原永子さんの解説がついているので、鑑賞のツボもばっちり。
コンテンポラリー部門の課題ですが、昨年はイリ・キリアンで、今年はジョン・ノイマイヤー作品でした。
どの候補者も、クラシックに比べてノイマイヤー作品を踊っているときの方がずっと生き生きとしていたのが印象的でした。ああ、やっぱり若手はクラシックよりもモダン/コンテンポラリーが好きなんだろうなあ、と。
ただ個人的には、どうも今年は印象的なダンサーが見当たらず、それなりに踊れるのに何と言うか際立った魅力に欠ける候補者ばかりだった、という感じがします。
ただ一人、日本人で最終候補に残り、結果的にスカラシップ賞と観客賞をとった高田茜さんも、非常に完成度の高い美しいバレエを踊ってくれましたが、どうも優等生的というか個性に乏しいというか、さほど強い感銘は受けませんでした。
あと、例年に比べてアジア人が極端に少なかったのが残念です。最終候補者21名のうち、日本人1名、韓国人1名で、中国人に至ってはゼロです。来年はぜひ中国に頑張ってほしいと思います。
タグ:ローザンヌ
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