『Portraits Taiwan : Lin Hwai Min』(林懐民、雲門舞集) [映像(コンテンポラリーダンス)]
明日、台湾を代表するコンテンポラリーダンスグループ『雲門舞集』(クラウド・ゲイト・ダンス・カンパニー)の舞台を観にゆく予定なので、今日は気分を盛り上げるためにドキュメンタリーを観て予習しておくことにしました。
このDVD、先日訪台したときに現地で購入したもので、ディスカバリー・チャネルが放送した"Portraits Taiwan"というドキュメンタリー番組シリーズの一本。中国版タイトルは『台湾人物史・林懐民』です。
このシリーズ、政界、財界、企業家、芸術家、宗教家、芸能人など様々な分野で、世界で活躍している台湾を代表する人物を取り上げて紹介するもので、この巻では、アジアで最高のコンテンポラリーダンス振付家(と番組中で断言)、雲門舞集の林懐民先生を取り上げたというわけです。
まずアテネの野外劇場における公演の様子から始まって、林懐民さんの幼少期、米国での修行、雲門舞集の立ち上げ、そして雲門が世界的名声を得るまでの歴史が、台湾近代史と並行して解説されます。
いくつか舞台シーンも挿入されますが、これは先日観た『雲門30 踊舞・踏歌』という雲門舞集30周年記念番組と同じ映像でした。というか、内容もほとんど同じ。
要は、台湾で放映された『雲門30 踊舞・踏歌』の要約版を英語化したという番組で、45分で要領よくまとめてあるとは思いますが、特に目新しい情報も映像もないのが残念。
あと、ディスカバリー・チャネルの番組にこれを言っても仕方ないとは思いますが、「西洋の技法と東洋の精神の融合」だの「アジア人の身体を活かしたダンス言語」だの「台湾のルーツに基づいた表現」だのと、やたらとオリエンタリズムな物言いにちょっと辟易しました。
このDVD、先日訪台したときに現地で購入したもので、ディスカバリー・チャネルが放送した"Portraits Taiwan"というドキュメンタリー番組シリーズの一本。中国版タイトルは『台湾人物史・林懐民』です。
このシリーズ、政界、財界、企業家、芸術家、宗教家、芸能人など様々な分野で、世界で活躍している台湾を代表する人物を取り上げて紹介するもので、この巻では、アジアで最高のコンテンポラリーダンス振付家(と番組中で断言)、雲門舞集の林懐民先生を取り上げたというわけです。
まずアテネの野外劇場における公演の様子から始まって、林懐民さんの幼少期、米国での修行、雲門舞集の立ち上げ、そして雲門が世界的名声を得るまでの歴史が、台湾近代史と並行して解説されます。
いくつか舞台シーンも挿入されますが、これは先日観た『雲門30 踊舞・踏歌』という雲門舞集30周年記念番組と同じ映像でした。というか、内容もほとんど同じ。
要は、台湾で放映された『雲門30 踊舞・踏歌』の要約版を英語化したという番組で、45分で要領よくまとめてあるとは思いますが、特に目新しい情報も映像もないのが残念。
あと、ディスカバリー・チャネルの番組にこれを言っても仕方ないとは思いますが、「西洋の技法と東洋の精神の融合」だの「アジア人の身体を活かしたダンス言語」だの「台湾のルーツに基づいた表現」だのと、やたらとオリエンタリズムな物言いにちょっと辟易しました。
タグ:雲門舞集
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