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『九歌』(雲門舞集) [映像(コンテンポラリーダンス)]

 雲門舞集(クラウド・ゲイト・ダンス・カンパニー)は、台湾を代表するコンテンポラリーダンス集団で、スターウォーズよりも長い歴史を持っています。

 『九歌』は、彼らの中期を代表する作品の一つで、シャーマン(巫女)による神おろしから始まり、近代の動乱と弾圧まで、台湾が辿った歴史をイメージさせる9つのシーンから構成される舞台です。

 悲惨で暗いシーンが多いため、観ていて気持ち良いものではありません。特にラスト近くのジェノサイドは、思わず目を背けたくなる暗い迫力に満ちています。

 ダンスというのは言葉を経由しない分、ダイレクトにこちらの心に食い込んでくるので、ちょっと落ち込んだ気分が直りません。

タグ:雲門舞集
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